がむしゃらに生きる人は

 見ていて爽快に映ることがある

 でも それはいっときだ

 中学高校の部活なら

 伸び盛りと重なって

 がむしゃらが結果を出すだろう

 でも 社会に出たら別だ

 がむしゃらは

 独りよがりの生き方になる

 独善的な行動を生む

 空回りが多いだろう

 人の信頼を得られないだろう

 がむしゃらにやってきて

 思うようにいってない

 と焦って

 なおがむしゃらにいってしまう

 そんなきみに愛唱してほしい


 腹立てず

 心は丸く

 気は長く

 己小さく 

 人大きく


 腹は立ててもいいことはない

 自分も周りも傷つける


 心はその字のように

 丸みを持っているのがいちばん

 トゲトゲしてたら自分も周りも痛い


 気は長く 

 は焦らず着実に歩んでいこう

 ということ


 己小さくは

 自分は謙虚にしていればいい


 人大きくは

 他人を立てておけば

 すべてうまくいくよ

 という教え


 がむしゃらな生き方の対極にある

 この言葉は達磨大師の作とされている


 がむしゃらな人でなくても

 愛唱していれば

 自然にそういう生き方に変わりそうだ

 
 暗いねえ

 笑っても心は笑ってないじゃないか

 憎しみを抱いているからだよ

 何のために誰を憎んでいるのか

 は知らない

 そんなことはどうでもいい

  誰かを呪うように

 憎んでいるようだけど

 その人は元気でピンピンしてるだろう

 憎まれてもそういう人は

 平気で世の中を渡っていく

 貴方が自分の心をえぐっているナイフは

 氷の刃なんだよ

 憎んだ相手に向けても

 すぐ溶ける

 憎しみで凝り固まっている

 貴方の心の中では

 溶けずに

 貴方の根幹を刺しまくる

 その憎しみで

 貴方はどれだけ負のエネルギーを

 消費し続けたろう


 今すぐ憎しみを断て

 実りあるエネルギーにするために

 相手ではなく

 憎み続ける自分を許し

 そうすることで目を覚まし

 憎しみを断て