戦前の日本は朝鮮半島、台湾などの
植民地の人口も含めて1億と号していた
植民地を切り離した昭和20年(1945)終戦の年で7215万
僕が5歳の時で
東京都下の国鉄官舎住まいだったが
子供心に人賑わいはあまりなかった
という印象がある
ただ 子供は目立っていた記憶がある
昭和30年(1955) 僕は15歳
僕より小さい子供も大きい子供も含めて
外を歩けば子供が目立った
そして
働いている年若い大人達も
みんな生き生きして元気いっぱいだった
お年寄りの姿はあまり見かけなかったなあ
この時代で60代というと
かなり老けて見えたと思う
60代で亡くなるのが普通に感じられたもの
年齢による人口構成比が
理想に近かったんじゃないかなあ
とにかくどこへ行っても活気に富んでいたよ
この時代まで食糧だって殆ど自給だろ
戦後でいちばんいい時代だったんじゃないの
世界何位の経済大国なんてのを誇るようになって
おかしくなっていったんじゃないかな
程々の人口でさ
国民1人1人が豊かに暮らせて
豊かな気持ちになれればいいんだよ
食糧だって自給に戻すチャンスじゃないか
そう考えると人口減が始まった日本の未来は明るい
と考えた方がいいんじゃないか
人口が5000万6000万に減りすぎないよう
歯止めの方策も生まれるだろうし
日本の未来は明るいんだよ