きみの思い込みなのよ 自分は誰からも必要とされていないなんてことは100%ない
きみは必要とされていないって、
誰が言うんだよ。
きみが自分でだろうが。
周りのみんながそのように思っている、
ときみが思いこんでいるだけだろうが。
バッキャロ―が。
本当に自分がそうだと思うんなら、
さっさと消えてしまえよ。
できねえだろ。
本当はそう思ってねえんだよ。
ホンネのホンネと言っておこうか。
そこでは、
俺は必要な人間だと思ってる。
それなのに、
なぜ必要とされていないんだ。
理不尽だ。
そう思ってんだろ。
では、
訊いてみよう。
なぜ必要とされていない、
と思っているの?
飲兵衛の父親が
うちで酔っぱらう度に、
お前は不要な人間だ、
と言われたんだね。
言いたくないけれど、
お父さんは、
世の中から認められないままに
終わったのか。
その憤懣をきみにぶつけたのよ。
そのお父さんを恨むなよ。
きみは必要とされている。
きみがそのことを自覚して努力すれば、
時間の問題はあるにしろ、
やがて納得できる。
きみはいろんなところから、
必要とされ求められる。