幼い頃、激しい雷雨が起こると、

「雷さまにおへそを取られるよ」と、よく親に脅かされた。

不安でおなかを押さえる手に力を込めた思い出がある。

 

後に、その真意は

「急な雨による気温の低下でおなかを冷やさないため」

「背中を丸め、体勢を低くすることで落雷を避けるため」と親に教わった。

 

説の真偽はともあれ、「雷さまにおへそを……」の“方便”は、

子を思う親心だろう。

 

ある婦人部員は、高等部員の息子に信心を継承させたいと願っていた。

そんな折、同居する祖母が一計を案じ、視力が落ちたように装い、

孫の彼に言った。

「代わりに聖教新聞を読み聞かせておくれよ」。

 

当初は渋ったものの、音読を家族が笑顔で聞くのがうれしくて

彼の日課になった。

 

ある日、祖母に

「この池田先生の指導は大事だね。書き写しておくれ」と頼まれた。

 

「自然も、人生も、厳しき冬を越えてこそ、春は美しい。

苦難に鍛えられてこそ、金剛不滅の土台は築かれる」

 

――彼が大書きした先生の言葉は、長く仏間に貼られた。

 

次第に彼も信心に励みだした。後年、社会人となり、

悩みに直面した際も、この先生の指導を糧に勝ち越えた。

 

彼は今、祖母に感謝している。

方便に込められた愛情の深さを知ったからである。(城)

          名字の言>2021.4.28

 

          聖教新聞「SEIKYO ONLINE」

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御文
桜梅桃李の己己の当体を改めずして無作三身と開見すれば是れ即ち量の義なり(御義口伝、784ページ・編1630ページ)

 

通解
桜は桜、梅は梅、桃は桃、李は李と、おのおのの当体を改めず、

そのままの姿で無作三身と開きあらわしていくのである。

これが一切を摂めることであり、(無量義の)「量」の義である。


個性を最大に生かし、自分らしく輝いて幸福になる道を説いているのが仏法です。

 

2021年4月27日(火)の聖教

◆わが友に贈る

 「まことの信心」は
 逆境の時こそ試される。
 強盛な祈りを根本に
 価値を創造しゆく
 「負けじ魂」の人たれ!

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名言集
●仏法の展開
 仏法の展開のためには、時代に対応しながら、さまざまな現代の哲学、科学の成果を踏まえ、わかりやすく論じていくことが不可欠だ。(「広宣譜」の章、20ページ)
●広布の本陣
 首都・東京は、学会本部を擁する本陣である。広宣流布の決定打を放つのも、学会の未来を決するのも東京である。(「大道」の章、127ページ)
●唱題第一の人
 “唱題第一の人”は――揺るがない。臆さない。退かない。敗れない。胸中に、不屈の闘魂と歓喜の火が、赤々と燃えているからだ。(「大道」の章、170ページ)
●変化への対応能力
 時とともに生活様式など、さまざまな事柄が、大きく変わっていく。変化、変化のなかで人は生きていかざるを得ない。ゆえに、自身の観念や、これまでの経験にばかり固執するのではなく、変化への対応能力を磨いていくことが、よりよく生きるための不可欠な要件となる。(「革心」の章、267ページ)
●信心の深化
 信心の深化は、人間性となって結実し、豊かな思いやりにあふれた、具体的な言動となって表れます。(「勝利島」の章、348ページ)

 

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「世界広布の大道 小説『新・人間革命』に学ぶ」

 

第16巻      池田先生の言葉。


「私が青年時代に決意したことの一つは、

“広宣流布に生きようと決めた限りは、何があっても文句など言うまい”

ということでした。

 

建設的な意見は大事だが、

文句や愚痴は、いくら言っても前進はありません。(中略)

 

また、それは、自分の情けなさ、卑屈さ、無力さを、

吹聴しているようなものであり、

自らの価値を、人格を、下落させることになる。

 

しかも、文句や愚痴は周囲を暗くさせ、皆のやる気までも奪い、

前進の活力を奪ってしまう。

 

だから、福運も、功徳も消すことになる。


『賢者はよろこび愚者は退く』(御書一〇九一ページ)です。

 

私たちは、何事も莞爾として受け止め、さわやかに、

勇んで行動していこうではありませんか」

君たちのなかには、日の当たらないアパートの、

小さな部屋に住んでいる人もいるでしょう。

私も、青年時代は、同じような暮らしでした。

 

戸田先生の事業は行き詰まり、

学会は存亡の危機に瀕していた時代でした。

へとへとになって部屋に帰っても、寒くて寒くて、

しかも、食べる物も何もない。一杯のお茶さえない。

 

しかし、私は、毅然として、阿修羅のごとく、戸田先生のもとで戦いました。日々、血を吐くような思いで、また、泣くような思いで、

働きに働き、戦いに戦い、自分の限界に挑んだんです。

 

“今日も必ず勝つ!”“明日も断じて勝ってみせる!”と、

一日一日、確実に勝利を打ち立てていきました。

それが私の、生涯にわたる財産となりました」

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「 経王殿御返事 」 日蓮大聖人御書全集P1124

 

南無妙法蓮華経は師子吼(ししく)の如し・いかなる病(やまい)さはり(障)をなすべきや、鬼子母神(きしもじん)・十羅刹女(じゅうらせつにょ)・法華経の題目を持(たも)つものを守護すべしと見えたり

 

~ 通解 ~

南無妙法蓮華経は 師子吼のようなものである。

どのような病が、障(さわ)り(さまたげ)をなすことがあろう。

鬼子母神(きしもじん)・十羅刹女(じゅうらせつにょ)は、

法華経の題目を持(たも)つものを守護すると約束している。

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