ある壮年部員から聞いた青春時代の話。

高校卒業後、故郷を離れて東京で就職。

 

そこで仏法にも出あった。

 

仕事は順調、学会活動も充実の毎日だった。

だが会社が倒産し、事態は一変。

残務整理に追われる不遇の中で心身は疲弊した。

 

そんな彼を地元の地区部長が支えた。

毎晩決まって、アパートの前で帰宅する彼を待っては、

「ご苦労さま。体に気を付けて」と一言励まし、地区部長は家路に就く。

 

その真心に再起を誓った。

 

ある冬、池田先生との記念撮影会に臨んだ。

いまだ苦闘の渦中の彼は貧しかった。

スーツの下は半袖のワイシャツ。熱気の場内で万歳をすることに。

 

「上着をお取りください」と司会。

一人、半袖姿の彼を見つけた先生はそばに招き、

「信心根本に社会で勝て! 人生に勝て!」と激励した。

 

その後、彼は再就職先で奮闘。

壮年部に進出後も師弟の誓いに生き抜き、

後年は代表取締役として活躍する。数々の地域役職も歴任した。

 

社会と人生に勝利の証しを打ち立てて師に応え、

かつての地区部長のように青年を励ます日々を送る。

 

御書に「金は・やけば真金となる」(1083ページ)と。

 

“広布の黄金柱”である壮年部の「壮」は「さかん」とも読む。

情熱を盛んにして、人生を真金と輝かせる

偉大な使命と責任と誇りがある。

          名字の言>2021.3.5

 

          聖教新聞「SEIKYO ONLINE」

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2021年3月5日(金)の聖教

◆わが友に贈る

 仕事で苦闘する友よ
 断じて勝ちゆけ!
 勇気と知恵を生み出す
 原動力が題目だ。
 日々 強き祈りで!

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〈御文〉
国中の諸人・一人・二人・乃至千万億の人・題目を唱うるならば存外に功徳身にあつまらせ給うべし、其の功徳は大海の露をあつめ須弥山の微塵をつむが如し(妙密上人御消息、1241ページ)


〈通解〉
国中の人々が、一人、二人、そして千万億の人が題目を唱えるならば、

思いがけなくもその功徳があなたの身に集まることであろう。

その功徳は、大海が露を集め、須弥山が塵を積むようなものである。

 

〈池田先生が贈る指針〉


題目の功徳は無量無辺である。

この音声を唱え弘めてきた創価家族の福運は、

まさに大海や須弥山の如く積まれている。

 

妙法は人類の仏性を呼び顕し、結び合わせる。

一人一人の生命を蘇生させ、国土の宿命まで転換する力がある。 

 

全世界の異体同心の友と、

民衆の安穏を祈り抜く題目で、地球を包みゆこう!

 

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「読む文化も貴重であるが、語る文化は、それに劣らず重要」とは、

文筆家・外山滋比古氏の言葉。

 

1人の考えを「点」とすれば、2人の対話は「線」や「面」。

3人になればコミュニケーションは「立体」になる、と。

 

氏が実際に少人数の集いを月1回、開いてみると、

たとえ疲れていても、会が終わる頃には元気になる人がほとんどで、

健康効果を実感したという。

 

「ひとりで考えるのではなく、さまざま違ったことをする人が、

存分に、思っていること、考えていることを述べるのがよい」

(『最高の雑談術』扶桑社文庫)

 

鹿児島に単身赴任中のある壮年は、連休中の帰省を自粛。

だが一人だと、どうしても心が沈みがち。

そこで、東京の家族らと“電話座談会”を。

何げない近況を語り合っただけで、

心のつながりを感じ、気持ちが軽くなった。

 

未婚率の増加や核家族化により、

2040年には単独世帯は国民全体の40%に達するという(総務省)。

 

社会的孤立が懸念される今こそ、

“誰も置き去りにしない”との創価の励まし運動は、さらに重要となろう。

 

哲人キケロは、

「人生から友情を取り去るのは、この世界から太陽を取り去るようなもの」

(中務哲郎訳)と。

 

智慧と工夫で、きょうも自身が太陽となり、友を明るく照らしたい。(誼)

 

          名字の言>2020.5.16

          聖教新聞「SEIKYO ONLINE」

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〈御文〉
餓鬼は恒河を火と見る人は水と見る天人は甘露と見る水は一なれども果報に随って別別なり(曾谷入道殿御返事、1025ページ)

 

〈通解〉
餓鬼は恒河を火と見る。人は水と見る。天人は甘露と見る。

水は一つのものであるが、果報にしたがって別々なのである。

 

〈池田先生が贈る指針〉
同じものも、境涯で見え方は一変する。

その境涯を開いていけるのが信心だ。

 

真と偽、正と邪を見極める。

 

尊き友の陰の功労を見逃さない。

 

地域・社会の課題を見通す。

 

立正安国への祈りと行動の中で、

法眼(菩薩の目)・仏眼が磨かれる。


苦悩の壁も人間革命の飛躍台と見定め、

全てを価値創造の源泉に転じゆくのだ。

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