アメリカで最も権威のある文学賞「全米図書賞」の翻訳文学部門に、柳美里さんの小説『JR上野駅公園口』が選ばれた。

「南相馬(福島県)の人たちと、この喜びを分かち合いたい」と語った。

 

両親の離婚やいじめを経験してきた柳さんは、ずっと「居場所」を求めてきた。

小説を書く理由も、「居場所のない人のため」だ。

東日本大震災後、それまで住んでいた場所を離れなくてはならない方々の苦しみに寄り添いたいと、東北で活動を続けてきた。

 

山本伸一の福島訪問の模様が描かれる、小説『新・人間革命』第25巻「福光」の章は、東日本大震災の半年後から連載が始まった。

柳さんは同章の一つの感想として、冷害や干ばつなど東北を襲った苦難に思いを巡らせ、東北の人々に同苦しようとする伸一の心が印象に残った、と語る。

 

他者の痛みの全てを理解することはできないかもしれない。

だが、相手の“心の声”に耳を澄ませ、悩みを共有することはできる。

共に悩み、共に祈り、共に立ち上がる――

「同苦の人」の存在こそ、苦悩の人に「居場所」を届けることになる。

 

柳さんは「コロナ禍で、本の持つ力が増している」と強調した。

社会が揺れ動く今こそ、私たちは『新・人間革命』の心を学び、

励ましの言葉の力に学びたい。(嶺)

          名字の言>2020.11.21

 

          聖教新聞「SEIKYO ONLINE」

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1.求道の炎を「今一重強盛に」
 池田先生は、いかなる苦難にも屈することなく、厚き求道の志に生きた「乙御前の母」に送られた御書を通して、次のように講義してくださいました。
  
 【御文】
妙楽大師のたまはく「必ず心の固きに仮りて神の守り則ち強し」等云云、人の心かたければ神のまほり必ずつよしとこそ候へ、是は御ために申すぞ古への御心ざし申す計りなし・其よりも今一重強盛に御志あるべし(乙御前御消息、御書1220ページ9行目~11行目)
  
 【現代語訳】
妙楽大師は、「必ず心の固きに仮りて神の守り則ち強し」等と言われている。

心の堅固な者には神の守りが必ず強いということである。

これは、あなたのために申すのである。

あなたの前々からの御志は立派であり、とても言い尽くせない。

しかし今、それよりもなお一重強盛な信心の御志に立ちなさい。
  
宝石赤大聖人の御在世も、また今日においても、この「乙御前の母」の如く「強盛の御志」を燃え上がらせた勇気ある母たちが、広宣流布の道なき道を切り開いてきました。
 そして“師匠が戦った如く!”と不二の心で立ち上がった庶民の父母たちによる勇気の継承劇は、時を超えて、国境を超えて、世界の友に広がっていきました。だからこそ、妙法は世界に流布したのです。

 大変な時こそ、「今一重強盛に」求道の炎を燃やせるかどうか。そこに、信仰者としての真価が現れます。

 

2.地道な実践の中に広布がある
 先生は、勇気とは臆病との戦いであること、そして、それがリーダーとして必須の戦いであることを教えられています。
  
同じ「乙御前御消息」には、「軍には大将軍を魂とす大将軍をくしぬれば歩兵臆病なり」(御書1219ページ)と仰せです。牧口常三郎先生も線を強く引かれていた一節です。

創価のリーダーは断固たる勇気を持たねばならない。「勇将の下に弱卒無し」です。
 大聖人は、何度も弟子に教えられています。
 「日蓮が弟子等は臆病にては叶うべからず」(同1282ページ)
 「ふかく信心をとり給へ、あへて臆病にては叶うべからず候」(同1193ページ)
臆病に勝ち、深き信心の志に立つことが勇気です。偉大な人生の勇者の道です。
  
勇敢なるリーダーであってはじめて、同志を勇気づけられる。

人々を守ることができる。

先生は常々、若き日のご自身の振る舞いを通して、広布拡大の要諦はリーダー率先の行動だと指導されています。

リーダー自らが臆病の心を克服して動けば、風が起こり、波動が広がります。

 

池田先生は「大切なのは、実際に何をしてきたかです。

日々、心を砕いて、身近な人びとに仏法を教え伝えていく――

その地道な実践のなかに、世界広布もあるんです」と教えてくださっています(『新・人間革命』第29巻「力走」の章)。
 

先生が貫かれる誠実一路の「行動」を、弟子の立場で重ねていくことが、師の生き方を「学ぶ」ことであり、そこに自身の人間革命もあるのだと実感します。

池田先生の指導
勇気は、遠くにあるのではない。
十界互具のわが生命の中に、厳然とある。
誰でも勇気は出せるのです。

 

3.勇気と慈悲は表裏一体
 池田先生は、勇気と慈悲の関係性について、こう指導されています。
  
勇気は、遠くにあるのではない。十界互具のわが生命の中に、厳然とある。老若男女を問わず、誰でも勇気は出せるのです。

題目の師子吼で自身の弱い心を打ち破るのです。

諦めの壁を乗り越えて戦っていくのです。
そして自他共の幸福を願って勇気の対話を実践していくことが慈悲に通じていくのです。


 戸田先生は教えてくださいました。
「凡夫には慈悲など、なかなか出るものではない。だから慈悲に代わるものは『勇気』です。『勇気』をもって、正しいものは正しいと語っていくことが『慈悲』に通じる。表裏一体なのです。表は勇気です」と。
「勇気ある信心」、それ自体が、仏界に通じます。我ら創価の師弟は、永遠に、この「勇気の力」をもって戦い、勝っていくのです。
  
菩薩とは、他者のために行動する人です。

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女性が社会を輝かせる 池田大作先生の「四季の励まし」2020年5月31日

 

 中国では、古くから生薬として使われてきたレンゲソウ。花言葉の一つ「あなたと一緒なら苦痛が和らぐ」も、その薬効が由来とされる。
 6月は、創価の女性の月である。4日は女子部の「世界池田華陽会の日」、そして10日は「婦人部の日」。あす6月1日から“婦女一体”の「希望の絆 女性月間」がスタートする(同30日まで)。
 悩みや不安を抱える友に温かく寄り添い、励ましの力で“自他共の幸福の花園”を広げていこう。  

 

 時代は、
 女性のもつ
 しなやかな創造力、
 優しさ、温かさ、
 人間味などが
 社会に反映されることを
 求めている。
 物や効率ばかりを
 追うような社会から、
 心の通う人間らしい
 社会に戻していくには、
 女性の力が
 不可欠なのである。
  
 女性の聡明な笑顔、
 生き生きとした
 声の響きこそ、
 皆に勝ち進む活力を
 みなぎらせていく
 源泉である。
  
 女性こそ
 平和の担い手であり、
 生命尊厳の世界を築きゆく
 偉大な使命をもっている。
 女性を大切にし、
 女性の意見を尊重する――
 そうすれば、
 世界は、
 より良い方向へと
 変わっていく。
  
 女性は、
 いくつになっても、
 自分らしく花を
 開かせることができる。
 心にしっかりとした芯を
 もっている人は、
 時とともに輝いていく。
 そのためにも、
 何か、自分を進歩させる
 目標をもつこと、
 さらに人のため、
 社会のために
 尽くしていくことが
 大切である。
  
 女性には命を育む
 「慈悲」がある。
 生活に根差した
 「智慧」が光り、
 堅実に生きる
 「忍耐」があり、
 一歩も退かぬ
 「信念」が燃えている。
 世界一、宇宙一の妙法を
 持ち弘めゆく女性は、
 この社会で
 最高に尊貴なる
 宝の方々だ。
 「法華経の師子王」を
 持った女性こそ、
 時代・社会の最先端をいく
 一人一人なのである。

 

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~きょうの発心~

「種種御振舞御書」  理事長 長谷川重夫  2020年1月1日

 

「種種御振舞御書」日蓮大聖人御書P910ページ・編947ページ

 

妙法蓮華経の五字・末法の始に一閻浮提にひろまらせ給うべき瑞相に

日蓮さきがけしたり

 

~通解~

妙法蓮華経の五字が、末法の初めに全世界に広まる瑞相として、

日蓮が先駆けしたのである。

 

末法の民衆救済のために、

日蓮大聖人、ただお一人が妙法流布を開始されたと仰せです。

 

牧口先生も戸田先生も、ご自身の御書の中で線を引かれた御聖訓です。

 

池田先生は、この御文を拝して語られました。

 

「『さきがけ』――この一言には、

『広宣流布の大精神』が凝結しております。

 

それは、困難であればあるほど、勇気を奮い起こして、

自分自身が、まず一歩を踏み出すことであります」

 

「戸田先生の弟子の『さきがけ』として走り、

妙法流布の拡大と勝利を切り開いてきました」

 

今、私たちは、三代会長の不惜身命の“さきがけ”のおかげで、

仏意仏勅の創価学会に巡り合い、地涌の使命に目覚め、

広布に奔走しています。

 

人を励まし、人の幸せを心から祈る自分になりました。

これほど幸福な人生はありません。

 

いよいよ「前進・人材の年」が開幕。

学会創立100周年への晴れやかな出発です。

 

うれしいことに年々、世界広布の舞台が広がっています。

 

後継の青年と創価の黄金時代を開きゆくために、

先生と共に、同志と共に、明るく朗らかに、大前進していきましょう!

 

 

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北極冒険家の荻田泰永氏

氏は極地に向かう前、装備や食料を全て並べ、

数日かけて軽量化を図る。

歯ブラシの柄は“5センチあれば十分”と短く切り、

あめ玉の包装紙は全て外してしまう。

 

とはいえ、すでに選び抜かれた総重量100キロの装備から減らせるのは100グラムほど。

それでも“頑張って削ったという事実が重要”と氏は言い切る。

 

極地の厳しい環境を乗り越えるには、

「後悔の要因となる可能性は極力潰しておく必要がある」からだ。

(『考える脚』KADOKAWA)

 

人は多くの場合、「したこと」よりも「しなかったこと」を悔いるもの。

 

御書には「一生空しく過して万歳悔ゆること勿れ」(970ページ)と。

 

悔いを残さないためには、自ら決めた目標へ、知恵を絞り、

あらゆる手を尽くして全力でぶつかっていくことだ。

 

池田先生は

「一日一日が珠玉の時間である。一日一日が渾身の勝負だ」と。

 

きょう、できることをやり抜く。その完全燃焼の日々の中で、

大いなる栄光峰が見えてくる。(誼)

 

          名字の言>2019.5.30

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「唱法華題目抄」日蓮大聖人御書全集P7

 

​​​​​​悪知識と申すは甘くかたらひ詐(いつわ)り媚(こ)び

言(ことば)を巧(たくみ)にして愚癡(ぐち)の人の心を取って

善心(ぜんしん)を破るといふ事なり​​​​​​


~通解~
悪知識というのは、甘い言葉で語り掛け、いつわり、こび、

言葉巧(ことばたく)みに、愚(おろ)かな人の心を取って、

善心を破るということである。


~池田先生の指導~同志への指針


悪知識(あくちしき)は、あたかも味方のように現れ、

言葉巧みに、信心を食い破ろうとする働きだ。


ゆえに、寄せ付ける隙(すき)を与えてはならない。

 

魔は魔と見抜けば、退散する。

信心の利剣で、鋭く断ち切るのだ。


学会は最高の善知識(ぜんちしき)の集いである。

 

人間の善性薫(ぜんせいかお)る蘭室(らんしつ)であり、

互いに仏の如く敬(うやま)う生命の安全地帯である。

 

この究極の異体同心の連帯を断固と守り抜き、広げ抜くのだ。

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