「伸身の新月面が描く放物線は、栄光への架け橋だ」
――2004年、アテネ五輪の体操男子団体決勝。
日本が28年ぶりに金メダルを獲得した際の、
刈屋富士雄氏による名実況だ。
氏が“スポーツ取材の原点”と語るのは、
ある高校野球部を取材した時のこと。
その高校のグラウンドは、テニスコートが一面あるのみだった。
守備練習のベースは、二つだけ。
一塁手と二塁手のノックが終わると、
今度は反対側から三塁手と遊撃手にノック。
外野練習は、校舎の3階からボールを投げ入れる……
氏は“こんな環境で練習する意味があるのか”と、監督に質問した。
監督の答えは「いい環境を求めたらきりがない」。
限られた条件の中で、何ができるかを一生懸命に考えれば、
アイデアは次々と生まれてくる。
「環境は有限だが発想は無限」と(『今こそ栄光への架け橋を』海竜社)
境遇をどう捉えるかは、人によって千差万別だ。
前向きに生き生きと仕事や勉学に励む人と、
周囲への文句ばかり口にする人では、
同じ場所にあっても生き方に大きな違いが生じる。
下半期が始まった。コ
ロナ禍で、日常生活のさまざまな行動の制限が続くが、
知恵と工夫で新たな挑戦を開始したい。
一人一人の前進が、学会創立90周年の栄光への架け橋となる。(巍)
名字の言>2020.9.2
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2020年9月2日(水)の聖教
◆わが友に贈る
皆がどうすれば
喜び安心するか。
勢いよく進めるか。
リーダーの真剣な一念が
勝利の突破口を開く!
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〈御文〉
仏の名を唱へ経巻をよみ華をちらし香をひねるまでも皆我が一念に納めたる功徳善根なりと信心を取るべきなり(一生成仏抄、383ページ)
〈通解〉
仏の名を唱え、経巻を読み、仏前に華を散らし、香をたくことも、その全てが、自分の一念に収まっている功徳善根であると信心をとっていくべきである。
〈池田先生が贈る指針〉
広布への行動は全て、わが生命の功徳善根となり、
子孫末代の繁栄を開く。一点の無駄もない。
ゆえに朝の勤行から、一日の目標を明確に祈ろう!
自らの人間革命、家族・同志・友人の健康幸福、
さらに社会・国土の安穏まで、
今の一念から希望と勝利の波動を起こせる大仏法だ。
今日も大確信に胸張り「一歩前進」を!
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「曾谷殿御返事」
池田先生は、本抄の講義の中でつづっています。
「『自他ともの幸福を実現する』――これこそが人類永遠の理想です。(中略)しかし、これほどの難事もない。
無知と欲望の暗雲が生命を覆い、智慧と理想の太陽を隠すからです。
この難事を実現するための哲学と実践を発見したのが仏法です。
この難事に挑戦し、決してあきらめないのが仏法の精神です。
そして、この難事に勝ち抜くための人間と人間の連帯の核心こそ、
仏法の師弟です」
師と共に、最高の仏法を実践する喜びを胸に、勇気の対話に挑戦していきましょう。(拝読範囲は1055ページ本抄冒頭~15行目「わざはいなるべし」です)
御文
然るに上行菩薩等・末法の始の五百年に出生して此の境智の二法たる五字を弘めさせ給うべしと見えたり経文赫赫たり明明たり誰か是を論ぜん、日蓮は其の人にも非ず又御使にもあらざれども先
序分にあらあら弘め候なり、既に上行菩薩・釈迦如来より妙法の智水を受けて末代悪世の枯槁の衆生に流れかよはし給う是れ智慧の義なり、釈尊より上行菩薩へ譲り与へ給う然るに日蓮又日本国にして此の法門を弘む(御書1055ページ8行目~11行目)
通解
しかるに、上行菩薩等は、末法の始めの五百年に出現して、
この「境智の二法」である妙法五字を弘められるであろうと説かれている。
経文は、あまりにも明らかである。誰がこれについて異論を立てるであろうか。
日蓮は、上行菩薩その人でもないし、またその御使いでもないけれども、まず先駆けとして、あらあら弘めているのである。
すでに上行菩薩は釈迦如来から妙法の智慧の水を受けており、これを、末代悪世において、福徳の枯れ尽きた衆生に流れ通わしているのである。
これが智慧の義である。
(境智の二法である妙法五字は)釈尊から上行菩薩へ譲り与えられたものである。そして日蓮は、日本国において、この法門を弘めている。
解説 仏法は無量の智慧の源泉
日蓮大聖人は本抄の冒頭、
成仏の道は「境智の二法」にあると述べられます。
「境」とは、観察される対象をいい、「智」とは、その対象の本質を照らし出す智慧をいいます。
例えば、大海の深さや大きさを知るには、
それを正しく見る眼や知識が必要です。
これを仏法の視座に寄せていえば、
仏の大いなる智慧(智)によってこそ、
宇宙のあらゆる存在の本質(境)を知り、妙法の当体である、
真実の自分自身(境)を照らし出すことができるのです。
大いなる智慧の光で、真実の大いなる自身を照らし出す――
それは、大宇宙とわが生命を貫く、
永遠普遍の「法」に目覚めることであり、これを「境智冥合」といいます。
大聖人は、「境智の二法」とは「ただ南無妙法蓮華経の五字である」(御書1055ページ、通解)と明かされました。
「境智の二法」を最初に覚ったのは釈尊ですが、末法にそれを「南無妙法蓮華経」として顕し、弘められたのは大聖人です。大聖人は、万人が仏界の生命を開けるよう、御本尊を顕され、唱題の実践を確立されたのです。
私たちは御本尊を拝して題目を唱え、境智冥合することで、
自身の生命にあらゆる苦悩を乗り越えゆく無量の智慧を涌現し、
真実の幸福の道を歩むことができるのです。
掲げた御文では、法華経に“地涌の菩薩のリーダーである上行菩薩が、末法に出現し、「境智の二法」である妙法を弘める”と説かれていることが示されます。
そして、上行菩薩がなすべき妙法の弘通を現実に成し遂げ、
福徳が枯れ尽きた末法の人々に、無量の智慧の水を流れ通わせている大聖人こそ、末法の衆生にとっての「根源の師」であることを明かされます。
大聖人はさらに「根源の師を忘れて余へ心をうつさば必ず輪廻生死のわざはいなるべし」(同ページ)と仰せです。
「根源の師」を忘れ、誤った師に従えば、成仏は、かないません。
仏法はどこまでも「師弟」が肝要なのです。
大聖人の御精神を現代に受け継ぎ、妙法を世界に弘めてきたのが、
創価の三代会長を中心とした創価学会です。
何があっても、創価の師弟の精神に立ち返り、信心根本に前進していけば、自身の無限の力を発揮していくことができます。
師弟不二の信心で、“壁”を破る「令和の二月闘争」を勝利していきましょう!
池田先生の講義から
最も深い人生とは、師とともに理想に生き抜く人生です。
その理想が偉大であればあるほど、師弟一筋に生き抜く生涯は、
永遠の価値に輝きます。(『希望の経典「御書」に学ぶ』第3巻)
***
大聖人は、末法万年にわたって妙法の智水が万人に流れ通い、
世界中の民衆が幸福になれるように、御自身の境智冥合の御境地をあらわされた御本尊と、自行化他にわたって唱える南無妙法蓮華経の実践を残してくださったのです。(中略)
私たちに必要なのは、無明の現れである障魔を撥ね返していく「強い信心」であり、何があっても信心を貫く「持続の信心」です。(中略)
御本尊の功力は「甚深無量」です。
仏法は、行き詰まりのない、広大無辺にして永遠の法則です。
私たちは御本尊を拝し、妙法を信じ行ずることで、この無尽の智慧を我が身に涌現することができる。
したがって、私たちの人生に行き詰まりがあるわけはありません。(同)
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「四条金吾殿御返事」日蓮大聖人御書全集P1192
なにの兵法よりも法華経の兵法をもちひ給うべし、
「諸余怨敵(しょよおんてき)・皆悉擢滅(かいしつさいめつ)」の金言むなしかるべからず、兵法剣形(へいほうけんぎょう)の大事も此の妙法より出(い)でたり、ふかく信心をとリ給へ、あへて臆病(おくびょう)にては叶(かな)うべからず候
~通解~
どのような兵法(へいほう)よりも、
~池田先生のご指導~
いついかなる時も、勇敢に「法華経の兵法」で道を開く。
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「教行証御書」日蓮大聖人御書全集P1279
一切は現証(げんしょう)には如(し)かず
~通解~
一切(いっさい)は、現証(現実の結果)にすぎるものはない。
現証(現実の結果)を見れば、正邪は明らかである。
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リンク、修正しました。
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~蓮華~
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