グリーフケアについてどう思いますか?(第13回 医療コミュニケーションカフェ) | 人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

(株)働きがい創造研究所社長 (株)FeelWorksエグゼクティブコンサルタント
田岡英明が、人生100年時代の働きがいのつくり方を綴ります。
GET A  LIFE!(人生を楽しもう!)

昨日は

一般社団法人 医療コミュニケーション協会 主催の

第13回 医療コミュニケーションカフェ@東京

の勉強会を開催いたしました。

テーマは

「グリーフケア」

当協会、代表理事の三好さんよりご解説いただきました。

「グリーフケア」とは

近しい人と死別した人が悲嘆(グリーフ)から立ち直る過程を支援する取り組み。1960年代に米国で始まったとされ、その後、欧州に広がった。日本では2005年に起こった西日本旅客鉄道の福知山線脱線事故を機に一般に知られるようになり、医療機関や市民グループなどで実施されている。子どもや親、配偶者、友人など身近な人を亡くすと、人は様々な心理的・身体的症状に見舞われるが、徐々に故人の死を乗り越え、新たな環境に適応していく。グリーフケアではこの過程に寄り添い、相手の感情や行動を認め、親身に話を聴く姿勢が重要とされる。(知恵蔵ミニより)

 

医療コミュニケーション協会としても、避けては通れない当内容について一定の知識と現状を理解すべく勉強の場を提供させていただきました。

 

・グリーフ研究のルール

・グリーフの4つの悲嘆

 ①身体的苦痛

 ②心理的苦痛

 ③社会的苦痛

 ④スピリチュアルペイン

・死に直面すると(「死ぬ瞬間」キューブラー・ロス)

・グリーフケアの大原則

 ①感情の吐き出しを援助する

 ②いつ何を思い考えるかは本人の自由

 ③誰に支えてほしいかは本人の自由

 ④異常ではない

等々、短い時間の中でしたが、様々な学びを頂戴いたしました。

 

参加された皆様の感想も

・グリーフケアの本質を知れた

・聴き切ることの大切さを感じた

・死生観をいかに育むのか

・自分の死後の家族や周りへのグリーフを考えた生活の必要性

等々、様々な気づきがあったようです。

三好さん、ありがとうございました。

 

当協会では毎月1回のカフェと2月に1度のコミュニケーションアドバイザー養成講座を開催しております。

ご興味のある方でしたら、どなたでもご参加いただけます。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

◆これからの予定

11月26日:医療コミュニケーションアドバイザー養成講座

10時~17時 場所:(株)FeelWorksセミナースペース

11月28日:医療コミュニケーションカフェ@東京

19時~20時30分:浜町スポーツセンター会議室

 

一般社団法人 日本医療コミュニケーション協会