元祖ホワイト企業に学ぶ「働き方改革」 | 人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

(株)働きがい創造研究所社長 (株)FeelWorksエグゼクティブコンサルタント
田岡英明が、人生100年時代の働きがいのつくり方を綴ります。
GET A  LIFE!(人生を楽しもう!)

皆様、おはようございます。

最近はお客様からのご要望として働き方改革の支援をしてほしいとの声が多くなってきております。

一億総活躍社会を実現するためには、避けては通れない道です。

皆様の組織では働き方改革すすんでいますか?

改めて"日本一社員が幸せな会社"といわれる

未来工業の創業者 山田昭男さんの「働き方バイブル」を拝読いたしましたので、一部共有させていただきます。

■未来工業の有名な職場環境

・就労時間は1日7時間15分で、残業は原則禁止

・年間休日は140日で、「日本一休みが多い会社」として表彰されたこともある

・終身雇用と年功序列型賃金で、育児休職は最大3年

・社員全員が正社員で、希望に応じて70歳定年制

・60歳児の再雇用ではないので、60代の平社員で年収700万円台が数名いる

■社員に「売り上げ目標」「営業ノルマ」「報連相」がない

・社員たちを「管理する」のではなく、それぞれを信じて「仕事を任せて」いるからだ。そして何より社員に「常に考える」ことを大切にしえほしいからだ。

■本文より働き方改革への示唆

・スキルやテクニックも大切だが、仕事に対する心構えがしっかりしていないと、すべてが上滑りになってしまう。

→仏像作って魂を入れずになってしまう。

・ビジネスの本質は「先憂後楽」

・仕事の質を高めようと思ったら「やめる力」が欠かせない。

・1件500円の改善提案が習慣化→常に考える姿勢ができる。

・何かを変えて駄目だと気付けば、すぐ元に戻せばいい。

・仕事の段取り力は「イメージ喚起力」+「思考力」+「危機対応力」

・素人目線が「なんとなく続いている悪い習慣」を見直すカギになる。

・無用な問い合わせが多いのは、相手との信頼関係が築けていない証拠

・「当たり前を疑ってみる」「当たり前をやめてみる」

・反対から発想して実践する癖をつける。

・営業マンは携帯、パソコン禁止

・「常に考える」と「やってみる」がセットになって、はじめて「実践力」になる。

・ドアノブなんて不要では?

・肩書なんてニックネーム

・信頼されると裏切らない

・任せる力をみにつける身につける

・長時間労働と生産性の低さは「頑張りすぎる上司」が元凶

・部下には「手」をかけずに「目」をかける

 

自律型組織であることが、イノベーションを生み、働き方改革を実現していく。そして、働きがいが生産性の向上をもたらす!

沢山の示唆をいただける一冊でした。

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働く人々の「働きがい」創造により、「一人ひとりの目の輝く社会」を実現します!

働きがいを感じる個々には「リフレクティブ(内省)コミュニケーション」が必要です。

働きがいを感じる組織には「ダイバーシティコミュニケーション」が必要です。

株式会社働きがい創造研究所【www.hatarakigai.jp】

Monday Energize Coach 田岡英明

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