キャリアの捉え方(その3) | 人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

人生100年時代の働きがいのつくり方 〜Monday Energize Coach〜

(株)働きがい創造研究所社長 (株)FeelWorksエグゼクティブコンサルタント
田岡英明が、人生100年時代の働きがいのつくり方を綴ります。
GET A  LIFE!(人生を楽しもう!)

皆さん、おはようございます。動機付け社中の田岡英明です。
月曜日の朝を元気に迎えられてますでしょうか?
「月曜日の朝が元気な組織はコミュニケーションに溢れています!」
「月曜日の朝を元気に迎えられる人は目標が明確です!」

本日は「ドナルド・E・スーパー」の理論から、その②です。

スーパーの理論では、キャリアには2つの基準があります。一つはキャリアの「長さ」であり、もう一つは「幅」です。前者を「ライフステージ(キャリアの段階)」、後者を「ライフロール(キャリアの役割)」と呼んでいます。
満ち足りたキャリアを歩むためには、人は個人的な興味と能力を活かし、自分が大切だと考える価値を得られる活動を行ってキャリアの長さと幅を満たさなければなりません。
*ライフステージ
第一期:成長期(0~15歳)
身体的成長、自己概念の形成が中心で、興味や能力の探求が始まる時期。
第二期:探索期(16~25歳)
様々な分野の仕事やその必要条件を知る。徐々に特定の仕事に絞り込んでいき、そのための訓練を受け、暫定的にその仕事を試みる。
第三期:確率機(26~45歳)
ある特定の仕事にしっかりと根を下ろす。その仕事を通して責任を果たし、その職業分野に貢献し、生産的に活動し、職業的専門性を高め、昇進していく時期。
第四期:維持機(46~65歳)
確立してきた職業的地位を維持し、若い世代に負けないように、さらに、役割や責任を果たすために新たな知識やスキルを身に付ける時期。この時期の終わりには、退職に向けての、さらに退職後のライフ・キャリア計画を立てる。
第五期:下降期(66歳~)
スローダウンし、少しずつ有給の仕事から離れてゆく。これまで以上に、地域活動、趣味、余暇活動を楽しみ、家族との交わりの時間を過ごすための新しいライフ・スタイルを形成する時期。
*ライフロール
スーパーはキャリアを、人生のある年齢や場面の様々な役割の組み合わせであると定義しています。代表的な役割としては以下のものです。
・息子/娘
・学生
・職業人
・ホームメーカー
・余暇を楽しむ人
・市民
人生で味わう満足感やストレスは、自分の役割の数や組み合わせに直接関係していることが多いものです。

その時期(ライフステージ)ごとの自己概念を明確にし、その役割(ライフロール)の組み合わせの中から、有意義な人生を歩んでいきたいものです。

本日は以上です。お付き合いありがとうございました。
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企業に社会に「タテ・ヨコ・ナナメ」の愛あるコミュニケーションを紡ぎます。
月曜日が元気な組織はコミュニケーションにあふれています!
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医療人のためのNLPスクール「COMMUNICATION VISION」運営
動機付け社中 Monday Energize Coach 田岡英明
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