週末10月31日に迫った衆議院選挙の投票日。
あなたはどこに貴重な一票を投じますか?
私は東灘区に住んでいるので、選挙区は兵庫1区。
小選挙区は、立憲民主党の井坂信彦さん。
比例は、当然れいわ新選組に投じます。
なぜか?
この一覧表を見て下さい。
与党(自公政権)と野党4党(立憲・共産・社民・れいわ)の政策の違いです。
私が特に重要だと思うのは下記の3点です。
コロナ対策
与党(自公政権)
・「病床削減推進法」強行採決。
(なんとコロナ禍の中、予算削減のために病床を削減しています。)
・「持続化給付金」「家賃支援金」再支給せず。
・重傷者以外「原則自宅療養」方針を撤回せず。
野党4党(立憲、共産、社民、れいわ)
・医療費削減方針見直し。
・医療従事者の待遇改善、早急な医療体制整備。
・コロナ倒産、失業者救済のための財政支援。
社会保障
与党(自公政権)
・75歳以上で年収200万以上を対象に医療費負担2倍化。
・生活保護基準引き下げ。
野党4党(立憲、共産、社民、れいわ)
・最低賃金引上げ。
・非正規雇用、フリーランスの処遇改善。
・住宅、教育、医療、保育、介護など公的支援拡充。
・子育て世代、若者世代への投資増額。
税金
与党(自公政権)
・消費税減税否定。
・大企業への優遇税制見直し言及なし。
野党4党(立憲、共産、社民、れいわ)
・消費税5%に減税。
・所得税、法人税は富裕層の負担強化。
これを見て、
「野党は単なるバラまきじゃないか。」
「与党側の方が堅実に予算を削減し、次世代にツケを残さない政治をしてくれそうだ。」
と勘違いされる方もおられるかもしれません。
それは違います。
自公政権は、弱者に厳しく、強者に優しい政権です。
たとえば、消費税が増税されるたびに下げられているのが法人税。
消費税は社会保障のために必要だと伝えられてきましたが、実際は社会保障のために必要な予算の18%ほどしか使われていません。
法人税減税の穴埋めのために、上げられ続けてきたのが消費税なのです。
自民党を支援しているのは経団連を中心とした資本家たちです。
自分たちにとって都合のよい政策を通すために自民党を応援し、資本家のための政治が行われているのが今の日本です。
国民のための予算を削って、資本家たちに有利な政策を進めているのです。
これがその証拠。
国民の賃金は下がり続けているのに、大企業の内部留保や株主の配当金のみが上がり続けています。
トリクルダウンといって、企業が儲かれば労働者にも恩恵があるといいながら、結局は労働者の賃金は下がり、資本家に吸い取られているが事実。
これがアベノミクスの正体です。
今回の選挙は、絶対に政権交代しなければなりません。
自公政権を終わらせ、野党を中心とした政権に変えましょう。
もう一つ、危惧していることがあります。
自公政権にはお灸を据えたい。
しかし、野党は頼りない。。
だから維新に任せてみよう。
・・・・
これは最悪の選択です。
維新は自民党以上に資本家のための政治を推し進める政党です。
政治に詳しい方が周囲にいれば聞いてみて下さい。
維新は自民党の補完勢力であり、自民党よりも最悪な政党です。
その選択だけは避けて下さい。
ご自身がお住いの小選挙区は、立憲民主・共産・社民・れいわ新選組の4党から選択し、比例はれいわ新選組。
この選択をお勧めします。
特に、尼崎にお住まいの方は、れいわ新選組の候補者、つじ恵さんがいます。
私はこの半年、つじ恵さんの選挙事務所のボランティアとして活動し、そばでこの方の人柄をみてきました。
国会議員としても、弁護士としても、ほんとに一流の方です。
このような方を、ぜひ国会に送り込みましょう。
自民・公明・維新には絶対に投票しないでください。
私たちのための政治を取り戻しましょう。
長々と政治に関する記事を書いておりますが、選挙が終われば鍼灸院らしい記事を書いていきます。
政治は生活に直結しています。
これも私の鍼灸師としての仕事の一環だと思っています。
ご理解いただければ幸いです。