東京だけでなく、大阪や兵庫でも新たにコロナの感染が拡大しています。
ただ、ある程度予想されていたことでもありますし、以前にもこのブログでお伝えした通り、当たり前のことを当たり前にやるしかありません。
・不要不急な外出は控える。
・外出時はマスクを着用。
・帰宅後は手洗い、うがいの徹底。
・特に目、鼻、口は触らない。
こういった感染を限りなく避けるための習慣は皆さん既に身に付いているのではないでしょうか?
問題はここからです。
現在、既に感染が広がっていますが、東洋医学的観点でみれば、これから夏を過ぎた秋口のために備えておくことが重要です。
キーワードは、胃腸と肺を守ることです。
具体的に、どのような備えができるのか?
まずは、普段通りの養生です。
・人気の少ない場所を選んで、毎日30分程度の軽いお散歩をすること。
その際、必ずゆっくり呼吸をしながら、のんびり歩くことが大事です。
・夜は早く寝て、睡眠をたっぷりとること。
・食事はあっさり。和食・粗食・少食を守りましょう。
・ストレスや疲れを溜めない。疲れたなと思ったら、思い切って休みましょう。
これらに加えて、ここからは秋口に向けて夏の養生です。
・冷たいもの(ビール、ジュース、アイスetc)を飲みすぎない。
・エアコンで身体を冷やしすぎない。
この2つが大事です。
加えて、真昼の暑すぎる時間はさけて、太陽の光は一定程度浴びておきましょう。
何気ないことのように思われるかもしれませんが、夏の間にこういった養生を守っておくことが秋口の備えとなります。
当然ながら、鍼を受けて気を調えておくこと自体が養生になります。
現在、特にお悩みの症状がない場合でも、コロナの感染予防というわけではありませんが、そういった類の治療をすることも可能です。
心配な方は、一度ご相談ください。
いつも同じことを言いますが、外からの感染を防ぐ対策も大事ですが、もっと大事なのは自らの身体を調えておくこと。
攻め込まれても動じない身体を作っておくことが大事です。
コロナを甘くみてもいけませんが、過度に恐れるのも違います。
今できることを淡々と行っていきましょう。