子どもの貧困率について考えたことがありますか? | 輝鍼灸院☆輝ファミリーの輝日記☆

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日本の相対貧困率は16%を超え、6人に1人が相対貧困層となっています。

 

1992年に約70万世帯だった子育て中の貧困世帯数は、直近の2012年調査では約146万世帯に倍増しました。

 

「子どもの貧困率」は全国平均で5.4%から約2.6倍の13.8%に悪化しました。

 

 

貧困率のランキングを見ると、なんと大阪は全国2位。

 

私たちが住んでいる兵庫も15位。。

 

政府は寄付で子供の貧困対策をしようとして(「子供の未来応援基金」)、広報費に2億円かかったのに、寄付は2000万円も集まらなかったという醜態をさらしていますが、生活保護以下の生活をしている子育て世帯が146万世帯もいるという現状を、寄付でなんとかしようとしている。

 

なぜ、日本はこんなに貧しくなったのか?

 

その根本的な原因は、日本全体の労働環境の悪化にあります。

 

生きていく上での基本は働いて賃金を得ることですが、現在労働者の約4割が非正規労働者です。

 

子育て世帯は就労世帯でもあるため、賃金の低下が子どもの貧困に直接関係します。

 

つまり、「子どもの貧困」の増加は、子育て世代での非正規労働者の割合が増えたことが原因なのです。

 

国は派遣法を改悪して非正規労働者を増やしてきただけに飽き足らず、今度はより安い賃金を求めて外国人労働者を招き入れて更なる低賃金争いをさせるつもりです。

 

もう日本国民を滅ぼしにかかっているとしか思えない。

 

結局、辛い目に合うのは子どもたち。

 

 

こんな日本にしたのは、派遣法を改悪し、国民の労働条件を悪化させた自民党公明党、維新の党だけではない

 

自分や自分の周りさえ、まずまず幸せであればそれでいいという自分勝手で無関心な大人たちだ。

 

それは今までの私自身も含めて。

 

もうそろそろ気づいて一人一人が行動しなければ。

 

見て見ぬふりをするのはもうやめましょう。

 

悪の片棒を担ぐのはもう終わりにしましょう。