ベアリングクリコグはそれ単体では使えない。クリコグのbbがスプールシャフトに接すると、同一軸受け上に3つのベアリングが並び、そうなると、両端のベアリングで支えてしまうため、中央のクリコグ横1040zzが働かなくなるのである。

 

というわけで、ベアリングクリコグの内輪をすこしだけ浮かさないといけない。

 

そこで必要になるのが、bbクリコグのbb内輪のみ少し削った段付きスプールシャフトである。

 

これに関しては、5月に鼻の手術で入院し、ヒマを持て余していたので、ノギスを片手に図面を完成していた。

 

これが6000番のステップ加工スプールシャフトの図面である。公差で、スプールbb1040zz用の軸外径とクリコグ740zzbbで段ができるように設定している。

 

これを世話になっている工場へ出すこととする。