【選ばれる伴奏者】- 弾き歌いをしたほうが良い理由は

声楽家・伴奏者育成コーチ
コレペティトール香川紀恵です。

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「コレペティトール」を目指して勉強している方には
もちろん、「弾き歌い」をしてもらいますが、
「伴奏者」の方にも「弾き歌い」をお勧めしています。

それは、なぜかというと・・・・

ピアノだけを弾いていると、
「歌」の部分への意識が不十分なことがあるからです。

例えば、歌い手さんには
●音が取りにくい
●入りのタイミングが分かりにくい
●低音なので伴奏に隠れてしまう
、、、などの問題など。

「弾き歌い」をして、「歌いにくいところ」は
歌い手さんも歌いにくいところです。

「自分が安心して歌えるように」伴奏することが
「歌い手さんにとっても安心な伴奏」になります。

オーケストラの場合は
いろいろな楽器の音色があるので、
たくさんの声部があっても、
歌い手さんの混乱は少ないかもしれません。

ピアノ伴奏の場合はオーケストラパートを
みんな「ピアノの音色」で弾いているので、
「バランス」や「音色」の配慮が必要になります。

それを習得するためにも「弾き歌い」をお勧めしています。

歌い手になるわけでは無いので、
上手でなくてもOKです。

是非、ぜひ、「弾き歌い」してください！