妻です。
いつもご訪問ありがとうございます。
 
香川県三木町にある
「渡邊邸」を訪問しました。
 
 

訪問直前に「渡邊邸」が、

国の登録有形文化財に答申された!

 

というニュースが出たところで、

とてもラッキーでした。

 

【KSBニュースサイトより】

 

こちらがオーナーの小橋あやみさん。

 

とっても素敵な方で、

「またぜひお会いしたい」
と思っていました音符
 

 
三木町で知事の仕事があり、送った際車
(公務以外は大体、私の運転です)
 
せっかく三木町に行くなら…
と、お邪魔させて頂きました。
 
 
玄関から続く小さなお茶室
「丸炉の席」です。
 
 
そこにある丸テーブルは、なんと
人間国宝の漆芸家音丸耕堂のお作です。
 
でも、あやみさんは、子供の頃、
普通に、そのテーブルでお絵かきするなど、
日常使いされていたそうですにっこり
 
 
こちらは「雀巣庵(じゃくそうあん)」
 
 
大きくて立派な漆塗り
蒟醤(きんま)の座卓がありました。
 
「こちらも普段使いしていたので、傷が入っているんです。」と、あやみさん。
 
掛け軸とお花も素敵ですブーケ2
 
 
こちらの丸窓からの日が、
朝日にも満月にも見立てられて
風情がありますね~満月お月様
 
 
電灯も味があって、素敵です。
 
 
「主屋」にあるお茶室
「鯰魚庵(ねんぎょあん)」
 
 
屏風には、茶会記が貼ってあり、
月毎に、どんなものを使っていたのかわかります。
 
 
こちらのお茶室は、下の肖像画の
お父様渡邊順久氏が手掛けたもの。
 
お父様、かなりイケメンですね。
 
 
お茶室からは、土壁の塀とお庭が見え、
その上を時々、琴電の電車が行き交うんです。
(シャッターチャンスを逃しましたが…)
 
 
 
 
金の菊花紋が蒔絵で描かれた床縁が現れる仕掛けになっています。
 
カバーされているため、今も美しさを保っています。
 
 
窓も、天井も、1つ1つが美しいです。
 
 
壁の細工も素敵でした。
 

 
欄間は、なんと「コウモリ」
 
コウモリを設えてしまうところが、
渡邊順久氏のすごいところなんだと思います。
 
そして、アメリカ人に大好評だとか!
 
 
お茶を一服、お呼ばれしました。
知事のお茶碗は、おしどりの絵柄
 
私たち夫婦を想って、選んで下さったとのこと。
 
 
桜の季節でしたので、私のお茶碗は桜桜
主菓子も桜餅桜
とっても美味しく頂きました。
 
 
「お作法は気にせず、飲んでくださいね。」
あやみさんの気遣いが嬉しいです。
 
 
下のパンフレットにも載っていますが、
渡邊邸には、6つのお茶室があります。
 
 
鯰魚庵の他の5つは、讃岐の大地主だった
揚家(あげけ)から移築したもの。
 
 
その内の2つが離れの
「狐月庵(こげつあん)」「白雲軒」
 
 
たたきに敷き詰められている
緑色のタイル織部焼(おりべやき)です。
 
 
 

フランス人のLucasさんが作ってくれた動画が素晴らしいので、こちらでも渡邊邸を感じてください。

 

 

そして、ダイニングの方へも

案内してくれました。

 
たくさんの抹茶茶碗に、ギター。
 
あやみさんは、
バンドを組んでいるとか!!
音楽が聞こえてくるようですルンルン
 
 
着物も飾ってありました。
藤色が綺麗なお着物です。
 
 

渡邊邸も素晴らしいですが、

そこに住む 小橋あやみさんもまた素敵スター

 

ぜひ会いに行ってみてください。

 

今日もお読みくださり、

ありがとうございました。