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後援会事務所のすぐ近く
高松市天神前に文豪の生家がありました。
今は駐車場になっています。
目の前が大きな公園になっているので、
そちらに銅像や石碑があります。
香川県出身の文豪 菊池寛は
「文藝春秋社」を創出した経営者でもありました。
菊池寛を知れば知るほどその破天荒な人生、
逸話のユニークさにびっくり。
学生時代は、図書館の2万冊もの本をほとんど借りて読んだとか。成績優秀にもかかわらず除籍処分になったり、退学したりしていくつもの大学を渡り歩いています。
京都大学を卒業後、新聞記者を経て、あの「真珠夫人」で一躍人気作家となります。
そして、雑誌「文藝春秋」を創刊。
日本文藝家協会を設立するなど、作家の生活安定向上のため奔走。
新進作家の登竜門として毎年話題となる
「芥川賞」「直木賞」を創設したのも菊池寛です。
今では、就職活動などで必須になっている
「座談会」を発明したのも菊池寛だとか。
趣味では、麻雀・競馬・将棋にも熱中し、
麻雀で負けるとムッとして黙り込むため、
周りの人は「きくちかん」じゃなく
「くちきかん」だと陰口をたたいていたとか。
食通でもあったそうで、
最期は好物のお寿司を食べた後、
59歳で急死しています。
郷土の英雄 菊池寛は、
「よく働き、よく遊び、よく食べる」を
実践した凄い人物であったのですね。
中央公園の石碑に刻まれています。
「おたあさん 今日浄願寺の椋の木で
百舌が啼いとりましたよ もう秋じゃ」
(「父帰る」)
高松市昭和町のサンクリスタル3階に
菊池寛の生涯を紹介する
「菊池寛記念館」があります。
是非、行ってみてください。