先日、高松ゾンタクラブにて

講演をしてきました。

 

 

・・ゾンタクラブというのは・・

奉仕と支援を通して

全世界の女性の地位向上のために活動する

世界的な社会奉仕団体です。

・・・・・・・

講演内容の一部をご紹介します。

 

【人生100年時代のフロンティア県へ】

 

■ふるさと香川の昔と今

 

★昔あって、今も有るもの

 「商店街のにぎわい」

 

★昔あって、今は無いもの

 「潮のかおり」

 

★昔なくて、今は有るもの「下の3つ」

 1987年-89年に出来た3大プロジェクト

「瀬戸大橋」「高松空港」「四国自動車道」

   

『これらが出来る前は取り残された島

というイメージが強かった』

 

・霧の日、大阪から運ばれる新聞は来ない。

・昔の空港に離発着できるのは、YS(プロペラ機)のみ。

・高松から西の端まで行くのに、3時間近くかかっていた(現在は約1時間)。

・岡山へは、連絡船と電車を乗り継いで、2時間半はかかった。(こちらも現在は約1時間)

 

★昔なくて、今も無いもの

 それは、「知名度」です。

 

「うどん県。それだけじゃない香川県」

というPRは

とてもインパクトがありました。

 

香川県は知らなくても、

「うどんの県」は知られています。

 

でも、うどんに続く

ブランドの必要性を感じています。

 

そこで打ち出したいのが・・・

 

「アート県 香川」です!

 

■アート県 香川を目指して

 

〇地方都市最初の公立美術館が開設

・1926年東京都、1933年京都市、1936年大阪市に次ぎ、地方都市としては、初の公立美術館「高松美術館」が栗林公園内に、1949年に開設。


 

・総工費1150万のうち、650万円

(現在の約1億円相当)が県民の寄付。

 

 

戦後の貧しい時代にも、アートを大事に思っている県民性がわかります。

 

〇香川県立高松工芸高校の開校(明治31年)

 工芸高校は全国的にも少ないです。

 地方都市では

    高松工芸高校と富山県高岡工芸高校のみ

 

 そのくらい伝統美術を伝承していこう

 という思いが強かったのだと思います。

 

〇丹下健三設計の県庁本庁舎

 

丹下先生を金子元知事に紹介したのは、

「猪熊弦一郎」氏だった。

 

(Discover Japanのサイトより)

 

猪熊氏らの計らいで、大阪から高松へと渡る夜行汽船の中で相部屋となった二人は意気投合し、県庁舎計画はドラマチックに幕を開けたのでした。

 

この続きは、次の投稿で!
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。