「仏生山」
 
なんて読むかわかりますか?
 
 「仏が生まれた山」 
 
正解は「ぶっしょうざん」です。
 
 
仏生山は、高松市にある地名です。
 
ここに「法然寺」というお寺があります。
 
国指定史跡
「高松藩主 松平家墓所」
になっています。
 
 

高松市の人にとって、

高松松平家は特別な存在です。

 

皆さん、松平家のまつえいである

頼武様を「お殿様」と呼んでいます。

 

 
初代藩主の松平頼重公は、
水戸黄門の兄であることから、
 
茨城県の水戸藩とは
切っても切れないご縁があります。
 
 
外には立派な五重塔があります。
 
 
拝観料を払って
中を見せていただくことに。
 
 
 
つつじがきれいな頃でした。
 

 

中庭がとっても綺麗!

 

 

 
松平頼重公の食器が
きれいな状態で残っています。
 
 

 
この「龍」は彫陶で、
頼重公の陶像の台座だったとか。
 
 
そしてここからは
お寺の細井桃道さんの説明で
一気に楽しくなりました。
 
 
ご本人は
「ジャパネットたかた
みたいなしゃべり方ですみません。」
とおっしゃっていましたが、
 
固い仏像を柔らかくしてしまうような
とっても楽しい方です。
 
 
 

毘沙門天

 

 

 
 
こちらの「びんずる尊者」は
撫でるとその部位の病気が治る
という信仰があるそうで
毎日、撫でに来る
おばあちゃんがいるとのことです。

 

 

本堂内の阿弥陀如来立像
(法然上人自作と伝えられているそうです)
 
 

親鸞聖人
 

善導大師
 

法然上人
波間の岩に立つ像
別名「滝宮のお上人さん」
 

 
素晴らしい仏像がたくさんあります!
 
 
でもそれだけでなく・・・
涅槃図を立体的にした
「寝釈迦」
「鳥獣人物52類」
スゴイんです!
 
ただ、写真がないので( ノД`)

法然寺さんのHPでご覧ください。

桃道さんの説明にも力が入っていましたよ!

 

 

さて、見どころはまだまだあります。

 

法然寺には、

総門・黒門・本堂門・涅槃門・仁王門・鐘楼門

の6つがあるようです。

 

↓仁王門からの参道です。

 

 

 

 

階段上に見えるのは

平和の鐘がかかる「鐘楼門」

 

その上の来迎堂までの階段には

苔がびっしり付いていて

歴史を感じさせます。

 

山の頂上、

般若台の入り口前にやってきました。

 

松平家初代 頼重公と

3代~8代が眠る墓所です。

 

 

こちらは藩主のご命日にのみ

公開とのことです。

(年10日ほど)

 

 

山頂からの眺めも最高です。

 

般若台からは、

屋島が手に取るように見えるそうです。

 

本当に一部しかお伝えできていません。

 

ぜひ、足を運んで、実際に

極楽浄土への道を歩んでみてください。

 

運よく、桃道さんに会えたら、

より楽しくなること間違いなしです!

 

長い投稿にお付き合いくださり、

ありがとうございました。