「聞く」ということ | かがりんの頭の中の整理術          

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「頭の中の整理術」をご提供しています濱田香佳里です

「聞く」ということについて。

先日読んだ本で響いたことばです。

「話す人が、心に抱いている思いが、声の響きとなって表れたものが言葉。
同じ言葉であっても、心一つで相手に伝わるものも変わってくるのです。
相手の声に耳を傾け、その意味を理解し、言葉の奥を汲み取ろうとする意識は、
人間にしかありません。
「語る」と同様に、「聞く」という行為もまた、一人の人間として他者を尊敬する、
心の表れでもあるのです。」

人は相手のことばを聞く時、表れてくる音の意味だけでなく、声のトーン、速さ、抑揚、表情、相手から感じる全てで、聞いています。心で聞く。

話す人は、聞いてくれる人の、相槌の打ち方、表情や姿勢、全てを感じています。
受け止めてもらえていると感じた時、もっと話したくなる。
そうじゃないと、話したくなくなる、話せなくなる。

特に何かアドバイスが欲しいわけじゃ無い、聞いてもらいたいだけ。
それだけで、どんなにか落ち着く。ほっとできる。元気がわいてくる。
そんな時があります。

忙しい時に、話しかけられると、音と意味だけを聞いている時があるかもしれません。
誰かが、聞いて欲しいと思っているとき、ちゃんと向き合って、心で聞きたい、そう思います。

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