博多人形の「黒田武士」が、欲しかったのです。 

ぴったりと思える置場所が見つからずに居たので、ずっと諦めて居たのですが…。


主人が、昨年末に作ってくれた床の間の棚。亡くなった舅(ちち)の謡曲(和綴じ)の教本を入れる飾り棚をDIYで作ってくれたのです。

あ、この棚の上なら、「黒田武士」置けるんじゃね?と、言う話になって…。


はい、主人がヤフオクやメルカリで探しました。

そして、落札。

なんと、落札金額一円ビックリマーク笑い泣き。送料のみの金額で届きました。


ボロボロの硝子ケースの中に入った博多人形。取引のお相手の方は、その硝子ケースの処理が出来ない上に人形(ひとがた)言う事で、処分方法に悩んでらした御様子。貰って下さるだけで有難いと、送って下さいました。


硝子ケースの方は主人が器用に解体して、硝子は自治体のストックヤード(資源ゴミリサイクル収集施設)へ搬入。木枠は自宅で粉砕して、普通の可燃ゴミとして出しました。


さて、中身のお人形は、とても良いお顔立ち。どことなく北大路欣也さんのお父様(市川右太衛門さん)に似ております。

刀の柄(つか)は緩くなって落ちそうになって居て、槍の柄(え)の後ろの方は欠損して居ました。

そこは、器用な主人。あっと言う間に修理してしまいます。

刀の柄は瞬間接着剤で止めて、槍の柄は残って居る槍の柄と同じくらいの細さの丸棒をホームセンターで購入して、カットし細工し塗料を施し、はい、完成。


御縁です。

我が家に巡って来てくれた、「黒田武士」。

呑み取りの槍、日本号、です。

嬉しいなぁ♥


とほかみえみため。

とほかみえみため。


私の周りのすべての事に感謝、です。