さて、2024年・冬クールの地上波連続ドラマ、最終回感想で御座います。
ここでは、初回感想ブログで取り上げて、最後まで見続けた、ごく限られた作品のみにはなりますが、全体を通した感想を書いて行きたいと思います。
今回は、3/12〜3/16に最終回を迎えた、計３本の感想です。
地域によっては放送日の異なる作品もあると思いますが、関西での基準になりますこと、ご了承下さい。
それでは早速、参りましょう〜
まずは、3/12(火)。
「正直不動産２」
(主演 : 山下智久)
今回も面白かったですね
おかしな呪いのせいで、自分の意思とは関係なく本音をベラベラ喋ってしまう(時には必死に飲み込もうとするけど無駄な抵抗に終わる)ところは、いつ見ても面白いし、もう水戸黄門の印籠か、はたまた遠山の金さんの桜吹雪かってくらい、「いよっ、待ってました
」ってなります
」ってなりますこのシーズン２から登場の神木というゲス過ぎる男を、ディーン・フジオカさんがこれでもかと言うくらい憎たらしく演じておられて、良かったですね
花澤さん(倉科カナ)も、早くミネルヴァ不動産なんか辞めて、登坂不動産に来ればいいのに
さて、シーズン３はあるのでしょうか
あったら観たいですけどね
お次は、3/14(木)。
「好きやねんけどどうやろか」
(主演 : 簡秀吉 & 西山潤)
面白かったです
栄枝(簡秀吉)と曽我さん(西山潤)の周りには、友達思い・仲間思いの人がたくさんいて、良かったですね
さすが、人情の街・大阪を舞台にしているだけあるお話でした。
ただ、昨今のBLらしく、２人が付き合うことになるのが最終回ではなく、付き合ってからも話が続くので、最終回前に２人が別れることになるのが、ちょっと展開的に無理があったような気がします
確かに、曽我さんが大阪赴任から東京に戻ることになって…という理由はありましたが、別れよう…となるまでの過程が極端すぎて、２人の気持ちもその程度のものに見えてしまったのが残念でした
あれは原作にもある展開なのか、ちょっと気になりましたね。
まあ、結局は元鞘に収まるんですが、最終回前に無理くり別れさせる展開、もうやめません
そして、これから２人は、大阪と東京の中間地点・浜松で時々会いながら遠距離恋愛を続けることになりそうですが、ずっとそのままというわけにも行かないと思うので、どうなって行くのか気になりますね
こちらも、シーズン２があれば良いけど
最近は普通に続編をやってくれるので、期待して待ちます！
それにしても、栄枝役の簡秀吉くんがイケメン過ぎて、毎回、見惚れてしまっていました
簡秀吉くん、京都出身らしいのです！
私もずっと京都に住んでるけど、こんなイケメン、見たことないで〜
ホンマにおったか
写真集も出してるらしいやん…そんなん…買うてまうわ…
というわけで、また別の作品でも出会えることを祈りつつ…
最後は、3/16(土)。
「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか！」(主演 : 原田泰造)
これはもう、今期一番ハマりました
途中で記事に取り上げようかと何度も思ったんですが、そうこうしている内に終わってしまった
タイトルと、上の写真の原田泰造さんの変顔で損している気がしますが、内容はメチャクチャ良かったし、円盤が出たら買おうと思っているくらい
メインとなるエピソードは、沖田家の面々の事と、とあるゲイカップルのお話で、どちらも凄く見応えがありました
価値観が昭和で止まっている沖田誠(原田泰造)は、家族とも上手く行っていなかったのですが、ゲイの青年・大地(中島颯太)と知り合い、友達になったことで、自分をどんどんアップデートさせて行くんですよね。
それにより、家族との関係も少しずつ良い方向に変わって行く過程が、とても丁寧に描かれていて、泣ける回も結構多かったです
不登校の息子・翔(城桧吏)のエピソードは特に時間を掛けて描かれましたが、クラスメイトや部活の仲間たちがとても良い子ばかりで、希望が持てました
翔役の城桧吏くん、可愛かった〜
そして、大地と同じ大学に通う円先輩(東啓介)、この２人の恋愛がですね、もうキュンキュンどころか、毎回ギュンギュンものでした
円先輩役の東啓介さん、いつも周りの人より頭１つ飛び出ていて、大きい人だな〜と思っていたのですが、何と身長190センチだとか
中島颯太くんとの体格差がもう、個人的にめちゃくちゃツボでした
しかも最後は２人の結婚式まであって、これ決してBLドラマじゃないんだけれど、並のBLより良いものを見せてもらったなあと大満足でした
ただ単に流行りのBL担当キャラを話に組み込んだわけではなく、ゲイカップルが直面する悩みや葛藤がきちんと描かれていたので、そこも良かったです
登場人物がそれぞれに影響し合い、お互いに尊重し合って、みんなが少しずつ良い方向に向かって行く過程に、とても共感できたドラマでしたね
登場人物が多い割に、誰１人として無駄なキャラがいないという、類い稀な作品でした