今回は、韓国映画「デシベル」を鑑賞致しましたニコニコ

昨年の11月に劇場公開された作品ですが、早くも配信に登場!

U-NEXTのポイントレンタルで御座います。



44人の乗組員を乗せた潜水艦ハルラが、米韓合同演習の帰りに沈没、救助されたのは半数のみだった。

それから1年後、ハルラから生還した海軍副長、カン・ドヨン(キム・レウォン)の元に、「爆弾を仕掛けた」と謎の電話が入る。

電話の主の言葉通り、子どもたちが遊ぶ公園で爆弾が見付かり、ハルラの生還者の1人の自宅は爆破され、夫婦で犠牲となった。

爆弾は騒音によって爆発するタイプであり、謎のテロリストが次に仕掛けたのは、試合中のサッカースタジアムだった…。



面白かったです!!


まだ配信されて間もないと思うので、ネタバレなしで参りますが、本当に面白かったです照れ



本作に登場する爆弾は、時限式ではあるのですが、周囲の騒音が一定値を超えると、残り時間が半減するという変わったタイプのもの。

ここで思い出したのが、若き日のキアヌ・リーブス主演作「スピード」でした上差し



これは確か、バスの速度が時速80キロ(だったかな)を下回ると、仕掛けられた爆弾が爆発するんでしたよね。

だから、停まることはもちろん出来ないし、ずっと走り続けていないといけないということで、疾走感のある面白い映画でしたねニコニコ

それに対して「デシベル」は、大きな音を立てるたびに時限爆弾の残り時間が半減して行くので、最初は30分くらいあったタイムがどんどん減って、あっという間に爆発してしまうという緊張感がありました。



謎のテロリストが仕掛けた爆弾から市民を守るため奔走するカン副長ですが、それだけでなく、娘を誘拐されたり、妻が爆発に巻き込まれたりと、次々に色んなことに見舞われます。

しかし、そんな過酷な状況下にあっても、笑いのスパイスを放り込んで来る韓国、さすがだと思いました!


上矢印カン副長をサッカースタジアムで偶然見かけた、記者のオ・デオ(チョン・サンフン)。

成り行きで協力することになるのですが、彼がとても良かったですねニコニコ


そして、テロリストの目的、ハルラ沈没の背景にあった真実が、終盤、明らかになると、もう涙なしでは観ていられませんでしたえーん



ただのパニック・アクションものだと思って観ていたのに、最後にこんなに泣かされるとは思ってませんでしたアセアセ

映画館で観なくて良かったアセアセ



人に限らず、生死に関わる決断や判断って、どんなに最善策を取ったつもりでも、後から「もっと出来たことがあったんじゃないか」「ああした方が良かったんじゃないか」と思ってしまうものですよね。

本作も、双方の気持ちが分かるだけに、やり切れない気持ちで一杯でした…。



エンドロールに入る直前だったと思うのですが、ちょっとした回想があって、それがまた涙を誘いましたえーん


本作、私がよく拝見している映画ブロガーさんたちは、映画公開時、感想を書かれているのを何故か見掛けなかったのですが、面白かったです。

オススメです!!



kagamiko的評価

★★★☆(3.5点)