今回は、「"それ"がいる森」を鑑賞致しました
いくつかのプラットフォームで配信されてますが、私はNetflixで。
田舎町で農業に勤しむ田中淳一(相葉雅紀)の元に、ある日突然、離婚した妻と東京で暮らしているはずの息子・一也(上原剣心)が1人で訪ねて来る。
東京には帰りたくないと言う一也を、淳一はしばらく預かることになるが、ちょうどその頃、近くの森や家の近所で、不可解な事件が頻発し始めていた。
そして淳一と一也も、正体不明の「何か」を目撃してしまい…。
こちら、いつもお世話になっているhiropooさんが、飛び上がるほど怖かった(←え、盛りすぎ?)とブログに書かれていたので、いつか観る予定にはしていたし、それならば!と観てみました
しかし…飛び上がるようなシーン、ありませんでしたよ、hiropooさん
私はしっかりお尻を座椅子にくっ付けて、終始、平常脈拍のままでしたが、hiropooさんはよっぽど気を抜いて、鼻をほじりながら(←名誉毀損)観ておられたとお見受けしました
さて、感想です。
本作、既に複数のサービスで配信され、中には無料になっているところもあるので、今回は「それ」の正体含め、ネタバレありで書いて行きたいと思います。
ネタバレされたくない方は、ここまでにしておいて下さいね
まずは本作、個人的に当たりハズレの激しい、中田秀夫監督作です。
いきなり「それ」の正体に触れますが、今回は心霊ではなく、化け物でもなく、なんと宇宙人なんですよね
そう来たか、という意外性はありましたが、肝心の宇宙人の造形は、私たちが「宇宙人」と聞いてイメージする、そのものの姿でした。
だから、そこには全く新鮮さはありませんでしたね
ただ、宇宙人が人間を捕食するシーンは、食虫植物を連想させて、ちょっと面白かったです
でも、それ(食虫植物)も言うたら既存のものなので、何かオリジナリティのある、見たことない食べ方だったら、もっと良かったかな。
全体としては可もなく不可もなく普通でしたが、話には一応、筋が通っていたし、「どういうこと?」となるようなことはありませんでした
例えば、淳一が育てている柑橘類の病気のことや、なぜ宇宙人が子供だけをさらうのかなど、ちゃんと伏線回収がされていたり、理由があったりしたので、そこは理路整然としていて良かったです
淳一の息子・一也を演じた上原剣心くんが、綺麗なんだけど、どこか不気味さを感じさせる顔をした子だったので、この子に何かもっと秘密があったら面白かったのにな。
ちなみに私、宇宙人にはあまり興味がありません
エンドロールで、円盤かと思われる謎の光の目撃動画がいくつか流れていましたが、どれも福島市でしたね。
福島は、国内でも円盤や宇宙人の目撃例が多い土地なんでしょうか?
kagamiko的評価
★★★☆☆(2.5点)