始まりました、新企画
その名も「真夏のホラー映画特集」
私は物心ついた時にはもうホラー好きな子供で、幼稚園児の頃に、絵の上手な親戚のお姉さんに「何か怖い絵を描いて！」と無茶振りし、描いてもらった血走った目の鬼女の絵に、喜んでいた記憶があります
あの時の絵は、今でも覚えているくらい。
そんなワタクシ、最近、いくつかホラー映画を配信の方で続けて観たのですが、海外の作品だったり、微妙にちょっと前のものだったりで、１つ１つ記事にしても労力の割にあまり需要がなさそうだったので、しかし個人的な備忘録のためにも短め感想でまとめて上げちゃおう！という企画になります
記事タイトルに「真夏の」と付いているけれど、季節は関係ありません
これから、真冬だろうと観たら書く、溜まれば書くのスタンスで参りますよ
それでは早速、レッツラゴー
エスター
いつもお世話になっているhiropoo姐さんが、この続編の「エスター ファースト・キル」の記事で、前作である本作をベタ褒めされていたので、気になって観てみました
しかし、実は前にもう観たことあるやつでした
途中から何となく記憶が蘇って来て、重要なネタバレ部分も思い出してしまったのですが、ラストがどうなったかは忘れてしまっていたので、そのまま最後まで観ちゃいました
稀有な顔面の子役を起用できただけでも成功していたと思いますが、ストーリーの方も終盤にアッ！と驚くネタばらしがあり、とても面白い作品です。
アイデア勝負だけでなく、どこか得体の知れないところのある子供の不気味さも、よく描けていたと思います
kagamiko的評価
★★★★☆(４点)
エスター ファースト・キル
「エスター」の続編にして、前日譚となる本作。
前作でのネタバレ部分を、がっつり描いた作品となっておりました
基本的に面白くはあったのですが、ちょっと画面が暗すぎる場面が多く、ストレスを感じてしまったのが残念です私だけ？
でも、本作にもアッ！と驚く真実が隠されており、ちょっとやり込められている感のあるエスターが、可笑しかったですね
エスター、意外と詰めが甘い説。
そして本作、前作から実年数で14年が経っているのですが、エスター役は同じイザベル・ファーマンさんが演じているという、驚きの事実
私は全く違和感を感じませんでした！
身長とか、子供みたいにちゃんと低かったけれど、どうやって撮ったのかと思ったら、相手役に厚底靴を履いてもらったり、立ち位置をずらして遠近法で低く見せたりと、結構アナログだったみたいです
kagamiko的評価
★★★☆☆(３点)
死霊のはらわた ライジング
こちらもhiropoo姐さんに教えて頂いた作品
ひと口にホラーと言っても、種類はいろいろありまして、人の好みも千差万別。
私は、ゾンビものや、誰かが痛い目に遭う話(「SAW」シリーズや「ホステル」シリーズなど)が好きで、悪魔ものはそれほど好みではないのですが、昔観たリメイク版の「死霊のはらわた」がとても面白かったので、本作も期待して観ました
ちなみにこちらが、リメイク版「死霊のはらわた」。
結論から言うと、とても面白かったです
開始早々、恐怖はもう始まっている。
そういうの、大好きなんですよね
そして、予告編でも分かる通り、結構ショッキングなシーンが多いです
ホラー慣れしていないと、ちょっとキツイかも。
悪魔に取り憑かれてしまうママが、元々、猫目の美人なので、容貌が変わってしまっても、美人の悪魔でした
…ってか、悪魔と死霊は別物なの
←よく分かってない。
kagamiko的評価
★★★★☆(3.5点)
ハロウィン KILLS
1978年版「ハロウィン」の40年後を描いた、新しい3部作の第２作目。
ちなみに第１作目は映画館で観て、感想ブログも書いております。
第１作目で、ブギーマンことマイケル・マイヤーズを炎の中に閉じ込めたローリーでしたが、消防隊が消火に向かってしまい、マイケルは隊員を皆殺しにして炎から脱出。
今作は、それを知った40年前の生き残りたちが、ハドンフィールドの街の住人を巻き込んで、マイケルを殺そうと暴徒化する様子が描かれています。
主人公であるはずのローリーが、前作で負った怪我で入院してしまったので、ほとんど出番がなかったのが残念でした
あと、いくらマイケルが不死身の化け物と化しているからと言って、街のみんなで取り囲んでリンチみたいなことになって行くのは、ちょっとつまらなかったかな
寄ってたかって攻撃されるマイケルが、可哀想にすら思えて来ました。
知恵でやっつける展開だったら、もっと面白かったと思うんですけどね。
kagamiko的評価
★★★☆☆(2.5点)
ハロウィン THE END
ははは、ワケわっかんね〜
良かったのは、不穏な雰囲気漂う冒頭と、マイケルと直接対決のある終盤だけで、ほとんどの時間、私は退屈していました
新シリーズ３作も使って、これなんだ…。
結局、１作目が一番面白かったですね。
シリーズもの「あるある」ですけどね
kagamiko的評価
★★☆☆☆(1.5点)
ハロウィン(1978年)
上に書いた「ハロウィン KILLS」の冒頭で、昔の「ハロウィン」らしきシーンが結構長いこと流れたんですが、私は昔のを観たことがなかったので、気になって観てみました
2018年から始まった新シリーズは、リメイクではなく、1978年版の「ハロウィン」の40年後を描いた作品なので、そもそもの発端となったお話はどんなものなんだろうかと。
日本語の予告編が見つからなかったのですが、雰囲気はまあ分かりますかね
効果音や音楽が、やっぱり昔の映画って感じですね
旧シリーズ、新シリーズ共に、主人公のローリーを演じたのはジェイミー・リー・カーティスさんですが、40年前の彼女も綺麗ですね
だが、しかし
「ハロウィン KILLS」に出て来たシーンは、1つもありませんでした
あれは、1981年の「ハロウィン２」の方だったのかな？
そもそもの事件概要は分かりましたが、特に怖くもなかったし、もう続きを観る気はないですけど…。
kagamiko的評価
★★★☆☆(2.5点)
X エックス
今年公開された「Pearl パール」という作品が、この「X エックス」の前日譚だということで、気になっていました。
ホラー映画史上、最高齢の殺人鬼が出て来るということでも話題になっていた本作。
お色気あり、残酷描写ありと、古き良き昔のホラー映画のような作品でしたが、私は今ひとつでした
「老い」による悲哀がちょっと前面に出過ぎていて、純粋にホラーを楽しめない
そして、殺人鬼が普通の高齢者なので、動きも鈍いし、爽快感がない
一般的に弱者とされる高齢者が相手だからと警戒していなかったのに、思いがけず牙を剥かれるという恐怖はあるのかも知れませんが、そんなに怖くはなかったかな。
「ドント・ブリーズ」という作品も、同じく高齢者で、しかも盲目という相手に追い詰められる物語でしたが、あちらは元軍人という設定だったので、動きも早いわ強いわ、観てても面白かったですが…。
でも、前日譚の「Pearl パール」は、ますます観たくなりました
kagamiko的評価
★★★☆☆(３点)
エスケープ・ルーム
皆さんは、脱出ゲームってやったことありますか？
テレビゲームじゃなく、自分が実際に参加するリアル脱出ゲームの方。
私はUSJの「バイオハザード 」や「名探偵コナン」のリアル脱出ゲームに、いくつか行ったことがあります
時間制限もあるし、本当にメチャクチャ難しくて、脱出成功したことは１度しかありません。
本作は正に、そんなリアル脱出ゲームの世界。
ただし、命懸け
私はこういう、トラップを解除しながら進む話が大好きなので、すごく面白かったですね
と言いつつ、実はこれの続編を観ようとした時に、前作のラストがどうなったのか覚えていなかったので、再鑑賞したんですけどね
でも、２度目でもハラハラドキドキ、楽しめました
ゲームの様子を、裕福層が賭けをしながら観ているという設定は、こういう作品にありがちだけれど、肝はゲームの内容なので、その点、本作はとても面白かったと思います。
kagamiko的評価
★★★★☆(4点)
エスケープ・ルーム２ : 決勝戦
というわけで、「エスケープ・ルーム」の続編です
タイトルからも分かる通り、これまでのゲームの生き残りが集められ、最後の勝者を決めさせられる展開も、こういう作品にはありがち。
でも、やっぱり面白かったです
特に銀行のステージは、すごく難解なんだけど、リアル脱出ゲーム(ただし命懸け)の雰囲気がとても良く出ていて、ハラハラドキドキしました
最後は、随分と話が急速にまとまったな、と思っていたら、やっぱりまだ続きがあるみたい
楽しみですね〜
kagamiko的評価(4.5点)
★★★★★
今回はここまで
ちょっと本数、多かったかな
今後は5本くらいずつで上げて行きましょう。
それでは