突然ですが、お尻に火が点かないと出来ないことって、ありますよね。

例えば、夏休みの宿題とか。

いや、私は割と計画的に進める方だったんで、夏休み最終日に焦ったりした記憶はないんですが。

そんな私でも、色んな動画配信サービスのマイリストに入れてある作品は増える一方で、なかなか消化できない現実がありまして

ある日、ふと見ると、いつの間にか「8/31まで」の表記が付いていて、近年稀に見るレベルで焦った次第ですアセアセ

その作品が、こちら。



ドラマ「ハンニバル


そもそもワタクシ、これを観られる配信サービスを探していて、Huluに入ったんですが。

いつでも観られると思うと、あんなに観たかった作品も後回しにしてしまう、恐るべし人間の性。

しかも海外ドラマなんで、1シーズン13話が3シーズンで…計39話もある!ガーン

それを約2週間で観なくてはならなくなったワタクシ、仕事の日の夜と、休みの日を駆使して、何とかギリギリ観終えることが出来ました〜

しかし、おかしいな、9月に入ったのに、まだ観られるのよ…どゆこと??キョロキョロ

そういうの、前にU-NEXTでもあったけど、「終わる終わる詐欺」は、配信あるあるなの??


それはさておき、ハンニバルと言えば、皆さまご存知、ハンニバル・レクター博士です!

映画「羊たちの沈黙」で、アンソニー・ホプキンス氏が演じまして、一躍有名になった人食い殺人鬼。

ドラマ版では、マッツ・ミケルセン氏が演じています。



何でもこの方、「北欧の至宝」と呼ばれているそうな。

アンソニー・ホプキンスとは、だいぶ雰囲気が違いますが、とてもセクシーで魅力的なレクター博士でしたおねがい

精神科医のレクター博士は料理が上手で、よくキッチンで調理をしているシーンがあるのですが、大体、人肉切ってます。



なんと、レクター博士は人肉を自分で食べるだけでなく、食事会に招いた何も知らない客人にまで出していたんですね〜

そこが、レクター博士の怖いところですガーン


さて、ドラマ「ハンニバル」における、レクター博士以外の主な登場人物を、簡単にご紹介しておきますね。


上矢印ウィル・グレアム

FBIのアカデミー講師。

非常に高い共感能力の持ち主で、そこに目を付けたFBIのジャックに、難航していた殺人事件の捜査を依頼される。

同じく捜査への協力を依頼されたレクター博士と出会い、ここから2人の奇妙な関係が始まった。


上矢印ジャック・クロフォード

FBI行動分析課、課長。

レクター博士とウィルを引き合わせた、張本人。


他にもたくさんの登場人物がいるのですが、とりあえず、このくらいで。

では、感想です。

一般の方には結構グロイ画像もありますので、ここからは閲覧注意ですアセアセ



ハンニバルシーズン1 (2013年)


シーズン1では、レクター博士とウィルの出会いから、ウィルが徐々にレクター博士に取り込まれ、自分を見失って行き、遂には殺人容疑で逮捕されてしまうまでが描かれています。

そして、このシーズン1の見どころは、何と言っても次々に起こる殺人事件

それもかなり猟奇的なものばかりなんですね。

そんな中、私が特に気に入った死体を集めてみました。



上は第9話に出て来た、死体のトーテムポール

右下は第8話の、人間弦楽器

そして左下が衝撃の第2話、キノコの土壌死体です。

どうです、第2話からこれですよ?

海外ドラマの本気、ヤバイですねガーン


そんな、さながら死体大博覧会のようなシーズン1は、だんだん不安定になって行くウィルの姿が見ていて結構しんどかったですが、メチャクチャ面白かったです爆笑



ハンニバルシーズン2 (2014年)


シーズン2では、殺人容疑で逮捕されてしまったウィルが、少しずつ自分を取り戻しながら、レクター博士を追い詰めて行く様子が描かれます。

限りなく怪しいレクター博士ですが、決定的な証拠がないため、なかなか逮捕には至りません。

レクター博士に伸びる捜査の手は、巧みに別の人物へ誘導されてしまいます。

そして、ウィルやジャックを嘲笑うように、起こり続ける猟奇殺人。



このシーズン2から登場する人物では、この方をご紹介しておきましょう。

上矢印メイスン・ヴァージャー
精肉業を営む大富豪。
人の苦しむ姿を見るのが大好きで、その涙を紙に吸わせては酒に浸して飲むという、異常者。
顔の下半分が崩れているのは、レクター博士の催眠(洗脳?)により、自分の顔を切り取って犬に食わせたからガーン

シーズン2もメチャクチャ面白かったですが、ラストはレクター博士以外、全員死亡か?と思わせられる、衝撃的すぎる展開でしたびっくり


ハンニバルシーズン3 (2015年)

シーズン3では、舞台がアメリカからイタリアへ。
逃亡したレクター博士は、フェル博士と名前を変え、フィレンツェで生活していました。
しかし、重傷を負いながらも一命を取り留めたウィルやジャックが、レクター博士の居場所を突き止め、彼を追ってフィレンツェへとやって来ます。
そしてこのシーズン3から、これまでのレクター博士のウィルへの並々ならぬ執着を、みんなが言葉にして「愛情だ」と言い出し始めます
ウィルまでも、再会したレクター博士に直接、「僕が好きなのか?」と確認しちゃいますアセアセ

確かに上矢印こういうシーンが多かった2人。
そういう匂いはこれまでも薄〜く流れていましたが、ここへ来て強めに打ち出して来ました!

上矢印シーズン2のラストでレクター博士に刺されたウィルでしたが、レクター博士はわざと急所を外していました。

これまでウィルを散々な目に遭わせて来たのに、どうしても彼を殺すことだけは出来なかったレクター博士。

ウィルに拒絶されたレクター博士は、再び逃亡…と思いきや、自ら警察に投降します。

その理由が、「どこに行けば自分に会えるのか、ウィルに知っていて欲しいから」。


これ以上ない愛の告白でしたね!


ただ「好きだ」とか「愛してる」と言うよりも、とても心に響きましたえーん

レクター博士の完全な片想いでしたが、ウィルの方もレクター博士にはどうしようもなく惹きつけられる何かを感じていたはずで、2人の関係がとても切なかったですね。



さらにこのシーズン3は、二部構成のようになっていて、第1話〜第7話でレクター博士の逮捕までを描き、第8話〜最終話では、映画「レッド・ドラゴン」をドラマ化しています。


レクター博士の逮捕から3年後。
ウィルには妻と子供(おそらく妻の連れ子)がおり、FBIを辞めてのんびりと暮らしていました。
そんな時、通称「噛み付き魔」による連続殺人の捜査依頼で、ジャックが再びウィルを訪ねて来るのでした。
これまでの被害者に、自分たち家族を重ねたウィルは、仕方なく捜査に協力することに。
しかし、この事件にはレクター博士の精神分析が必要と感じたウィルは、精神障害犯罪者病院に収容されているレクター博士と、3年ぶりに再会するのでした。


「噛み付き魔」事件の犯人・ダラハイドを追い詰めたウィルとレクター博士でしたが、ダラハイドとの格闘の末、2人とも重傷を負ってしまいます。
そして2人は、抱き合うように崖から飛び降り…。

この結末は、BLで言うところの、いわゆる「メリバ」ってやつですか?

冗談(いや結構本気)はさて置き、3シーズン通して、とても素晴らしいドラマでした!
これはもう大満足爆笑
海外ドラマは、やっぱり面白いな〜。


さてさて、この後、映画のレクター博士シリーズも4本観ていて、一緒に書こうと思っていたんだけど、ドラマ版だけで結構長くなってしまったので、今回はここまでアセアセ
映画版の方は、また別で書こうと思いますニコニコ