先ずは報告がある。
先月あと1ヶ月やってみろと言ってやらせたが本人の中で限界だった様だ。
帰りに皆に挨拶しながら悔し涙を流した彼の姿を見てそう言う気持ちがあればこのあとも大丈夫かなと感じた。
仕事には合う合わないがある。
その見極めは難しい。
仕事は経験がものを言うからだ。
俺はこのまま働いて欲しかった気持ちはあるが本人の気持ちを汲み取るのも幹部の仕事だ。
最近のホストは飛ばない。
飛ぶと言うのは何も言わずにバックレると言う事だ。
最近の子はきっちり何ヵ月前かに申請して給料も貰って辞める。
これも時代だね。
そう言えば店にはルールがある。
他の店には無いかもしれないがうちのルールでサザンクロスを辞める時にサザンクロスに来てるお客様には一切連絡をしないと言うルールがある。
これは、自分が指名を貰っていたお客様は別に良い。
例えばこうが店を辞めた後に俺を指名しているお客様からSNSだったり初回の時に残っていた連絡先だったりから連絡が来ても連絡は返せない。
外で会うなんてNGだ。
これは入店時に説明し随時研修で爆弾行為の一つで教え退店時にも約束する。
何故この話をするかと言うと最近そう言う事をしている従業員がいる。
面倒くさいから止めてくれ。
ルールはルールだ。
何でもありじゃ困る。
別に良いじゃんって思うかもしれないが人によってはあることないこと言ってかなり面倒くさくなる。
ちゃんとしたやつもいればいい加減なやつもいる。
ちなみにお客様から連絡をしてしまうのは何の罪も無い。
それも踏まえて説明してるからこそ、その連絡に返信してどうこうしようとワンチャンあるかなとか思ってるのが罪だと言っているんだ。
何を偉そうにと思われるかもしれないが、そこはそうじゃなくてうちの店で決まってるルールだからで、今まで俺が入店してから約10年はこんな事する奴はいなかったから困っている。
これもルールもへったくれも関係ねぇーって時代か?
昼間の商売でも関係ねぇーってバイトテロするやつ沢山いる位だし仕方ないのか?
いや違う。
ダメなものはダメ。
水商売ってのは暗黙のルールがある。
そのルールすら守れないやつはお客様の事も平気で裏切る。
少し感情が高ぶった時はランニングに行くのが一番だ。
クールになれる。
ランニングでストレスが軽減できる事は数多くの論文でも決定付けられてる。
ランニングは、慢性ストレスによる脳への影響を未然に防ぐのを助けるという。米国ブリガム・ヤング大学の研究。
ほとんどの人は、ストレス解消のためには少し運動すると良い、ということに異論はないだろう。新たな研究によって、運動、特にランニングには、ストレスのある状況において記憶を守るのに役立つことがわかったという。
ランニングには、慢性的なストレスによる海馬への悪影響を緩和するようだ。海馬は、脳の一部であり、学習と記憶において主要な役割を持っている。
「運動は、慢性ストレスの記憶に対するネガティブな影響を排除するための簡単かつ効率的な方法です」と筆頭研究者のジェフ・エドワーズ准教授は語っている。
海馬の内側で、記憶形成と呼びだしは神経シナプスつまりニューロン間の接続が時間経過とともに強化されて最適化される。このシナプスの強化過程のことをLPT(長期増強)と呼ぶ。慢性ストレスはシナプスを弱化させ、その結果LPTが低下し、記憶に影響する。エドワーズらの研究は、運動がストレス時に行われる場合、LPTが低下せず正常な状態が維持されることを発見した。
今日もランニングでスッキリしたし、出勤前にポジティブな状態になった。