期末テストが近づいて,雑記が増えてきているのにはご容赦を。
勉強する上で必ずと言っていいほどこういう話題がでるが,
結論を言えば,「どちらも大切」。
ただ,今までの経験上では,暗記偏重になっている人が多いという印象です。
確かに,化学は周期表をある程度記憶することから始まり,
酸化還元反応も変化前と変化後の姿は覚えなければいけない。
ただ,ある程度は理解さえしていればすぐに思い出せる内容があるのも事実。
例えば,SO2(二酸化硫黄)を実験室で発生させる方法は。
と訊かれて…
・熱濃硫酸の酸化還元反応を思い出す。
・強酸が弱酸を追い出す反応を思い出す。
という風に,化学反応の種類を理解していると,すぐに
・銅(銀)に熱濃硫酸を加える
・亜硫酸ナトリウムに硫酸を加える
と答えがすぐに出てきます。これは1個1個をバラバラに暗記しているとできないことです。
なるべく反応の種類を区別して(もちろん区別が難しい反応もある),化学式を書けるように
することが高得点への近道だと思います。