頻出!過マンガン酸カリウムの半反応式 | 化学の計算の練習!

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酸化剤代表選手である過マンガン酸カリウムの半反応式は
センター試験では半反応式そのものが問われるわけではないが,いつでも書けるようにするべきである。

化学がちょっとだけ好きな社労士

よくある論点
過マンガン酸イオンが残っているとき:赤紫色
マンガン(Ⅱ)イオンのみになったとき:淡桃色(ほとんど無色)
色の変化がわかりやすいので,酸化還元滴定の出題題材として頻出である。
→相手は過酸化水素<還元剤として>が多い)

この反応は酸性条件のときである。そして酸性にするための酸は希硫酸でなければならない。
塩酸ではいけない理由は言える?
→ハロゲンのイオン(この場合は塩化物イオン)は過マンガン酸カリウムの酸化力が強いために
容易に酸化されてしまう(塩素が発生)ので,正確な滴定ができないからである。
(この点は記述で出題されることが多い)

追記> 画像に細かい誤植があったので,差し替えました。