今日は辰年・辰の月・辰の日、次は12年後。「蛟蝄神社」 | 千客酩酊

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「ただ一人を客として催す茶事」は「一客一亭」といいますが、ブログの表題は「沢山の客を酔わそう」という意味を込めた造語です。紆余曲折あって、速やかに削除されてしまうYahoo!ニュース記事のスクラップを目的としたブログとなりました。

 蛟蝄神社入口で、昨日、撮影。


 県道の入口看板は微妙な交通量から停車ができないので撮影不可能と判断して、蛟蝄神社方向へ曲がり前後方確認した上で停車、さらに後方確認をして降車したはずだったのだが、わずか連射3回シャッターを切っただけで、いつの間にか後ろへ来ていた白い四駆にクラクションを鳴らされ何度も頭を下げて、その場を退散。狭い道だから逃げ場がなく押し出されるように迂回して元の県道へ戻った。
 そんなことがあって残念ながら参拝はしなかったのだが、そのおかげでトントン拍子に事が進み、雨が降り出す前、日没前に外仕事の用事がすべて済ませられた。

 あおり運転が問題視される時代に軽率な警笛は問題になるけれど、それで参拝を断念したからこそ、速やかに以降の仕事が遂行できたのだから幸いであった。

 そのときはイヤな気分になっても、よくよく考えたら好結果に結びつくことが世の中にはあるものだ。

これに気づかせてくれた蛟蝄神社。自分のなかでは、御利益ではないかと感じている。


 少し意味は違うのだが、

怪我の功名

災い転じて福と成す
禍を転じて福と為す

雨降って地固まる

諍い果てての契り

人間万事塞翁が馬

楽あれば苦あり(水戸黄門の主題歌 人生楽ありゃ苦もあるさ~♪)

 と受け取れば、関東最古と謳われる孝霊天皇3年(前288)に祀られた、水神である弥罔象女大神(みつはのめのおおかみ)様のお導きに感謝である。

 蛟蝄神社(こうもうじんじゃ)は、本来の社名というのがあって、延喜式神名帳には「蛟蝄神社(みつちじんじゃ)」と記載されているらしい。

 蛟(みずち。古訓読みだと「みつち」)は、日本の神話、伝説などで「水と関係があるとみなされる竜類」「伝説上の蛇類」または「水神」を指し、広辞苑だと「水の霊」とあった。

 本日、辰年、辰の月、辰の日という、磐余のある参拝に最適な神様と言えるだろう。