神名である「宇賀」様は、日本神話に登場する「宇迦之御魂神(うかのみたま)」が由来とされ、御姿は、人頭蛇身で蜷局(とぐろ)を巻く形で表され、お顔は、翁または女性が見受けられる。
どうやら宇迦之御魂神と同じく、穀霊神、福徳神として信仰されていた。
お姿から蛇神・龍神の化身とも解釈されている。
蛇神は「比叡山・延暦寺(天台宗)」において教学へ取り入れられたそうで、仏教の神(天)である「弁才天」と習合・合体され、この合一神は、宇賀弁才天と呼んだ。
これを昨夏、週刊へらニュース紙上で解説したのだが・・・多聞天神社のすぐ側に宇賀神社を確認した。
お詣りしようとしたら、境内、拝殿に大量の御稲荷様を模った人形が並べられていた。
稲荷神社との合祀ということなのか解釈に戸惑って、どうしようか、瞬間的に迷ったが、自らの知識を信じて辨財天として参拝させていただいた。
唵蘇羅薩縛帝曳娑婆訶( おんそらそばていえいそわか)。
おんうかやじゃやぎゃらべいそわか