三連休最後の今日は、あいにくの雨模様だったので、
どこにも出掛けずにいたのですが、
掃除や洗濯、料理や雑用等いろいろしていて、
ふと、あの映画のことを思い出して・・・
そう、映画「今夜、ロマンス劇場で」。
こんな日にこそ見てみようと思い、ついに見てしまいました。
えっっっーーー
冒頭の白黒のフィルムに映っているエキストラ、
おっちゃん・おばちゃんばっかりやん(大笑)
月組の舞台が頭の中に本流としてあるので、ジェンヌさんの若いイメージが印象強いので、
いきなりびっくりしてしまいました。
それにしても、
綾瀬はるかさん、
なんか現役のタカラジェンヌさんでも即、通用しそうな雰囲気、お顔立ち、気品。。。
なんか似てそうなジェンヌさん、スカステか雑誌で見た記憶があるのですが・・・
美しさは、我らの月組のくらげさんも負けておりませぬぞよ
三獣士は濃いわぁ~~
狸吉 ー竹中直人さん
虎右衛門 ー池田鉄洋さん
鳩三郎 ー酒井敏也さん
強烈やな、この三人(苦笑)
さらに俊藤龍之介役は、北村一輝さんだったんですね。
めちゃ好きな俳優さん。
直木賞作家の黒川博行さん原作、
疫病神シリーズのテレビドラマのイケイケのヤクザ、桑原役がドハマリで、
大阪弁が最高でした!!
ドラマに出てくる大阪のおでん屋さんとか天ぷら屋さんに、わざわざ食べに行った想い出・・・(ちょっとミーハーなところありまして)
その北村さんが演じていた俊藤。(もっとオラオラ系で演じてるのかと思ったら、あえて抑え気味)
ちなつさんのリメイクした俊藤が、
いかに爆裂しているのかを実感
さすがだぜ、タカラヅカの俊藤像を創り上げたちなつさん
りんね、リンネ、輪廻。。。
映画館長役の本多役は、柄本明さん。
社長の成瀬役は、西岡徳馬さん。
脇役人も、三獣士同様に豪華なベテランぞろい。
なかでも、
晩年の健司役を演じておられた加藤剛さん。
時代劇「大岡越前」での若々しい背筋がピンと張った精悍なイメージが強かったのですが、
しらない間に、年老いたお役をされる年齢になられていたのですね。
公開数か月後にお亡くなりになられたそうで、
この映画が遺作ともいうべき最後のご出演映画だった事をしりました。
それもあって、クライマックスは余計に涙を誘われますね。。。
逆に、今度舞台を観る時に、
れいこさんのクライマックスのシーン、
加藤剛さんを想い出してしまいそう。
涙腺がさらにヤバイ予感です。。。
この映画をああいう感じにタカラヅカの舞台に仕上げた演出家の小柳さん。
構成・描写・切取り・場面展開・アイデアのセンスが素晴らしいと、
映画を見て感じましたね。
なんか、演出家のアタマの中を覗いてしまった様な気になりました。。。
初めて映画を見たので、
映画での役を、どの月組生がされるのかという見方じゃなく、
月組公演が先だったので、月組生の役をどの俳優さんが演じておられるのかと、
なんか逆視点・・・
真逆の見方をしてしまい、とても妙に面白かったです
テレビ画面で映画を見ながら、
頭の中では月組公演の舞台が同時進行で脳裏に映し出されて、
いちいち無言であれこれとツッコミを入れておりました。。。
そういえば、
宝塚歌劇の舞台のブルーレイって、まだ、東京公演が完全に終わっていないのに、
発売することが多いみたいで、今まで、結構ツッコミ入れていたんですが(笑)、
今回、
なぜか早く何回も見たい欲求がすごくて・・・
はよ、発売しないかなぁ
いつでますの、キャトルさん
今日、映画版を見たからなのか、
せつなく、人恋しく、ブルーレイ恋しく・・・
宝塚大劇場の舞台のブルーレイが待ち遠しぃぃーー