劇団公式HPに、月組の宝塚大劇場公演のスケジュールがアップされていました。
7月16日(土)~8月22日(月) またまた千秋楽は平日。 また月曜日なのね・・・
夏本番
暑さ真っ盛り
14歳、真夏の大冒険ならぬ、
新生月組1歳、真夏の大一番
真夏の大勝負
哀しくも美しいひと夏の物語。。。
(Illustrations by Toru Saito)
『グレート・ギャツビー』
-F・スコット・フィッツジェラルド作“The Great Gatsby”より-
(20世紀アメリカ文学の最高峰と言われ、何度も映画化されている「グレート・ギャツビー」。
宝塚歌劇として3度目の上演となる今回、月城かなと率いる月組が、装いも新たにリニューアルした大劇場1本立て大作に挑戦致します。)
頼むで、イケコ。。。
(すいません。大先生らしいんですが。
1回書いてみたかったんです。
タカラヅカを知った頃、ファンの方々が、イケコ、イケコ、イケコって書いてる人がいっぱいいて、 誰のことを言ってるのか、最初さっぱりわからなかったんですが・・・
色んな呼び方あみ出しますね
スカステで何回か見ましたけど、結構おしゃれなおじさんですね。
小池先生頼みます
)
お芝居のみ。。。
ショーなしの1本物と呼ばれる公演は初体験。
ショーなしで満足出来るの!?
大満足か、不完全燃焼か
どんな舞台が観れるのか
どんな世界が待っているのか
しらべてみたら、14年前に月組で公演されていたんですね。
当時の主演はなんと、「ダル湖」でも主演されていた瀬奈じゅんさん。
今後も瀬奈さんが主演した舞台の再演あるのかなぁ
おまけに当時の出演者覧に・・・
光月組長、夏月副組長、白雪姉さん、そして、ちなつさんがご出演されていた!!
雪組時代の母、梨花 ますみさんのお名前もありました。。。
4人も同作品の経験者が上級生におられて、
れいこさんもこれは心強いですね
もう~今年は1年間、月城祭りということで、
なんなら大劇場に、“世界のハルキ” 村上春樹さんもアメリカから招待しましょうか、理事長
「グレート・ギャツビー」の世界ばりに、
ド派手にお祝いのパーティーということで、華やかにいきましょう
う~~~ん、真夏が待ち遠しい。。。
「これまでの人生で巡り会ったもっとも重要な本を3冊あげろと言われたら、考えるまでもなく答えは決まっている。この『グレートギャツビー』と、ドストエフスキーの『カラマゾーフの兄弟』と、チャンドラーの『ロング・グッドバイ』である。どれも、僕の人生(読書家としての人生、作家としての人生)にとっては、不可欠な小説だが、どうしても1冊だけにしろと言われたら、僕はやはり迷うことなく『グレート・ギャツビー』を選ぶ」
~村上春樹 翻訳家として、小説家として 訳者あとがき P.333
「ニックやギャツビーやデイジーやジョーダンやトムは、文字通り僕らの隣で生きて、同じ空気を呼吸している同時代人でなくてはならなかった。彼らは我々の肉親であり、友だちであり、知り合いであり、隣人でなくてはならなかった。そのためにはひとつひとつの会話が生命を持ったものでなくてはならない。小説にとって会話というものがどれくらい大事な要素になり得るか、それを僕が身にしみて学んだのも、実を言えばこの小説からなのだ。
この小説の登場人物の一人ひとりには、くっきりしたキャラクターの造形があり、それによってしゃべり方も規定されてくる。しかし彼らは決してひとつのかたちに固定されてはいない。行動規範は一貫しているものの、状況によって環境によって、彼らの心や視点は----あなたや僕と同じ生身の人間として----微妙にぶれていくし、それについて彼らのしゃべり方も少しずつ変化していく。そう、彼らの会話は生きたものでなくてはならないし、息づかいのひとつひとつが意味を持たなくてはならないのだ」
~村上春樹 翻訳家として、小説家として 訳者あとがき P.339
「翻訳においてもっとも心を砕き、腐心したのは、冒頭と結末の部分だった。 なぜか?
どちらも息を呑むほど素晴らしい。そして定評のある名文だからだ。何度読み返してもまことに見事と言うほかはない。ひと言ひと言が豊かな意味と実質を持っている。暗示の重みを持ちながら、同時にエーテルのように軽く、捉えようとすると指のあいだからするりと逃げ出していく。告白するなら、冒頭と結末を思うように訳す自信がなかったからこそ、僕はこの小説に二十年も手をつけずにきたのだ」
~村上春樹 翻訳家として、小説家として 訳者あとがき P.355~356