アニメ版のナルト、なかなか観終わらないうえに長いー
本編のところどころに昔語りが入るので、毎回挫折して途中で観るのをやめちゃうんだけど、今回こそ最後まで観ようと決めています
あのメカナルトの話いる?と思いつつ、なんとか中忍試験のあたりまできました
頑張って観てるけど、本編を忘れそうなほど長くて集中力がもたない
というわけで箸休め的にNetflixで観てたのが、キーファー・サザーランド主演の「サバイバー: 宿命の大統領」
そっかージャック・バウアーは大統領になったんだー、的なノリでシーズン3までおもしろく観ました
最初、指定生存者って言葉が馴染みがなくて混乱したけど、一般教書演説の際に、閣僚が一人だけ安全な場所にいて、有事の際は臨時の大統領となって執務にあたる人ってことなんですね
シーズン1のトム・カークマンは清らかなイメージだったけど、シーズン3は大統領選の汚い駆け引きもしつつ、国民のテロを未然に防ぐというスーパー大統領になっておりました
二度と観ることはないけど、ホワイトハウスでどんな人達が働いているかがよーくわかって、アメリカのニュースを観るのが楽しくなりました
そして、さっき観終わったのが、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
ビョークちゃんの映画ですね
映画で使われている「I’ve Seen It All」がラジオから流れてきたときの衝撃ったら
ビョークちゃんは好きではあったけど、魂の叫びのようなあの歌声に、CDを買いに走ったのを覚えています
一度観たい映画ではあったけど、当時のレンタルビデオ屋さんには置いてなく、配信も有料だったり、救いようがないという噂も聞いてたので、観る勇気がなく
今回偶然、U-NEXTで配信してることに気づき、ようやく観ることができました
超絶理不尽な胸糞ミュージカル映画でした
25年前の映画なんで、当時の私には理解できなかったろうから、今のタイミングで観たのが正解
私のために曲と映画を作ってくれたんじゃないかと思うくらい
ビョークのアルバム「Selma Songs」はよく聴いていたものの、映画観ずに聴いてた私は大馬鹿者です
どの曲も映像ありきの曲でした
特に、107 Steps ....
一歩の覚悟が半端ない
うちの子供ら、病気のせいでいろいろ理不尽な扱いを受けてて、母親の言葉に対する社会の冷たさ、意地悪さを痛感しているので、セルマの気持ちがずーっと自分に憑依してて「ジーン」と叫ぶシーンは号泣でした
子供の目が見えなくなるという恐怖と比べれば、ほかのことはどうでもよかったんだと思う
彼女がすべきことは、弁明でも裁判でもなく、ただ子供の目の手術を受けさせてあげることだけだったんだろうな
I really don't care
I don't care
歌詞や劇中のこの言葉はとてつもなく重くて、タイトルにしてもいいんじゃないかと思うくらい
自分のことなんてどうでもいい
とにかく子供を助けてほしい、1日でも長く生きてほしいと1日中思い続け、そのためなら自分の命を差し出してもいい、今すぐ死んでもいいと思ってる親には共感しかありません
そんな経験をする親はそうそういないと思うけど
ダンサー・イン・ザ・ダーク、妖精ビョークちゃんはまさにセレマでした
また来日したら絶対行きたい