大江健三郎の新刊、『親密な手紙』岩波新書 | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

「絶望名人カフカ」頭木ブログ

『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

大江健三郎の新刊。没後初の新刊です。
『親密な手紙』岩波新書

 

 

じつはこの本には、私の名前も出てきます。
出てくるというだけで、それ以上の意味はまったくない、なんでもない出方なのだけど、それでも大江健三郎の大ファンの私としては、とても嬉しい。大ファンのいる人ならわかってくれるでしょう。

 


このエッセイが岩波の『図書』に掲載されたとき、うれしくて礼状を出しました。
その後、『トラウマ文学館』(ちくま文庫)というアンソロジーに、大好きな短編『運搬』を収録させていただくことができました。