第3章について。「食べることは受け入れること」「殺人後の食欲」 | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

『食べることと出すこと』(医学書院 シリーズ ケアをひらく)

 

食べることと出すこと (シリーズ ケアをひらく)

 

潰瘍性大腸炎という難病 になって、

いろいろなものが食べられなくなりました。

 

そうすると、「食べる」ことと「受け入れる」ことの関連性に、否が応でも気づかされることに…。

 

『食べることと出すこと』(医学書院 シリーズ #ケアをひらく)

の第3章では、そのあたりのことについて書いています。

 

この「殺人後の食欲」というのを知ったときは、とても驚きました。

食べることと受け入れることの関係を、とてもよく示していると思います。

 

 

章の扉のイラストも、祖敷大輔さんです。

これがまた、章を重ねるほどに、絶妙の味わいが醸し出されるように描いてくださっているので(章の中身を知っていると、くすりと笑えるようになっていて、最後にはオチまで)、少しずつご紹介していきたいと思います。

 

……

 

この本についてのお知らせを、このページでまとめておきます。

(今後も追記していきます)

https://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventryupdateinput.do?id=12610314522

 

ネット書店さんや実書店さんで、

ご予約いただけると、とても助かります。

どうかよろしくお願いいたします🙏

 

……

 

 

ほぼ同時刊行のもう1冊の新刊です。

こちらもどうぞよろしくお願いいたします。

 

落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ (ちくま文庫 (か-71-3))

 

2冊、同時期の刊行となってしまいましたが、

この後は、また当分、本は出ません。