【今晩、放送があります】NHK「ラジオ深夜便」『絶望名言ミニ 東君平』です! | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

【明日の夜、放送があります📻】

NHK「ラジオ深夜便」で、

11月13日(水)の24時30分頃(=14日午前0時30分頃)から、

『絶望名言ミニ』の放送があります!

今回は「東君平(ひがし・くんぺい)」をご紹介します。

 

https://www.nhk.or.jp/shinyabin/program/2a3.html

 

どうぞよろしくお願いいたします!

 

東君平(ひがし・くんぺい)の名前を、もし知らなくても、この絵を見れば、「見たことある!」という方が多いでしょう。

新聞に13年間長期連載された『おはようどうわ』や、NHK「おかあさんといっしょ」の『ひとくちどうわ』や、『くんぺい魔法ばなし』などがあります。

 

 

東君平(ひがし・くんぺい)はイラストが有名ですが、じつは詩人でもあります。

『アンパンマン』のやなせたかしは、東君平に惚れ込んでいて、こう言っています。

「彼の詩を読んでドキンとした」

「彼は人間ではなく、妖精の一種だったとぼくは今でも信じている」

 

東君平(ひがし・くんぺい)は詩は、その絵と同じく、ほのぼのしたものが多いのですが、その中にドキリとさせられるものがあります。

今回は、そういう詩を、ひとつだけではなく、できるだけたくさんご紹介していくつもりです。

こちらでお聴きいただけます。

https://www.nhk.or.jp/radio/player

 

 

「詩の形をかりて、言葉を書いていると、心が変化してくるのが、かすかにわかる」

「もし,もっと、もっと、楽しい嬉しい言葉が、自分に書けるのなら、ながいきたいと、思う」

46歳のときのエッセイで東君平は書いています。

でも、46歳で亡くなってしまいました……