私の活動の原点は、ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の病院の六人部屋での体験です | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

「絶望名人カフカ」頭木ブログ

『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

病院に長く入っていたとき、六人部屋の全員がドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』にはまり、読みふけり、入ってきた看護師さんがびっくりするということがありました。

 

「読書が命綱になる」ということを確信した出来事でした。

 

それが今の私の活動の原点です。

 

明日(19日火曜日)のトークイベントではそのときのことも、お話ししたいと思っています。

http://xc528.eccart.jp/w429/item_detail/itemCode,E190319/

 

 

なお、5カ月連続の刊行も、この『ミステリー・カット版 カラマーゾフの兄弟』で終わりです。

トークイベントも今回と、じつは来週の火曜日に駒込の「青いカバ」さんでもやらせていただきますが、それで当分はやめようと思っています。

直接お会いできる機会はしばらくありませんので、よかったらお越しください。