『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』連載中の月刊『望星』2月号が発売に! | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』を連載させていただいている

月刊『望星』(発行・東海教育研究所 発売・東海大学出版部)の2月号が発売になっています!

 

 

 

http://www.tokaiedu.co.jp/bosei/

 

よろしかったら、ぜひお読みください。

 

「落語はひとりでやっているから、地味だし、わかりにくい。大勢で演じたら、わかりやすくなるし、華やかになって、もっとお客も呼べる」という、ビジネスで成功している意識高い系の人の意見があります。

本当にそうなのでしょうか?

そうでないとしたら、なぜなのでしょうか?

今回はそれについて。

 

節分なので、それにちなんだ落語もついでにご紹介。

昔は、大晦日までに払うわなければならない借金を、旧暦の大晦日にあたる節分まで待ってもらうこともあったそうです。

つまり、節分は借金取りの来る日。そんな節分の借金の言い訳の噺です。

三代目三遊亭金馬「節分」

https://www.youtube.com/watch?v=I9KLdE-V9QU