『絶望図書館』（ちくま文庫）の重版が決まりました！

「アンソロジーは１冊目が売れないと、どこの出版社でも、二度と選者はさせてもらえないよ」

とベテランの方からうかがっていたので、

本当に胸苦しかったです。

受験生が合格通知を待つように、

増刷のお知らせを待っていました。

これで、もしかすると、

また何か出してもらえるかもしれません。

ネガティブなものというのは、受け入れてもらうのが、本当に難しいです。

それでも、こういう本も必要だと思っていますので、今後もなんとか頑張っていきたいと思います。

応援してくださった皆様、誠にありがとうございます<(_ _)>

一歩一歩、薄氷を踏むようですが、

あやういところをなんとか支えてくださる方々のおかげで、

半分倒れたままながら、

出したいと思うものを、なるべく出したいかたちに近いまま、

ポジティブなものにするという妥協をせずに、

出すことができています。

引き続き、今後もどうかよろしくお願いいたします！

このようなネガティブなアンソロジーを出版してくださった、勇気ある筑摩書房さん、担当の編集者さんに、ご迷惑をおかけせずにすんで、ほっとしました。

増刷分もちゃんと売れてくれるか、また気がかりではありますが、ここ数日くらいは、心配をやめて、身体を伸ばしたいと思います。

（しかし、ほんと、重版決まりました！ほど嬉しいお知らせはないです…。

いちばん嬉しいのは病院での「検査結果、問題ありませんでした」というお知らせですが、その次に嬉しいお知らせかも）