【ラジオ出演のお知らせ】クリスマス早朝に「絶望名言」!ベートーヴェンの絶望名言をご紹介します! | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

【ラジオ出演のお知らせ】

NHK「ラジオ深夜便」の「絶望名言」のコーナーの予告が出ました!

今月は「ベートーヴェン」の絶望名言をご紹介します。

24日(日)の深夜(25日月曜午前4時台)の放送です。

http://www.nhk.or.jp/shinyabin/program/b7.html

 

 

年末と言えば、ベートーヴェンの「第九」。というわけで今回はベートーヴェンなのですが、名曲というイメージはあっても、名言というイメージはあまりないかもしれません。

でもじつは、手紙や手記や耳が聞こえなくなってからの筆談手帳など、いろいろと文章が残っていて、それらがとてもいいんです!

 

  

 

 

24日(日)の深夜、25日(月)の早朝と言えば、クリスマスイブの深夜であり、クリスマスの早朝です。

そんなときに、誰が「絶望名言」の放送を聴くんだという話でもありますが、クリスマスをしばしば病院で迎えた私の経験からすると、世間が楽しく浮かれているだけに、よけいに絶望も深まるものです…

 

クリスマスに、こういう番組も、ひとつくらはあってもいいのではないでしょうか。

ネットでも、こちらから無料でお聴きいただけます。

http://www.nhk.or.jp/radio/player/?ch=r1&area=tokyo

 

なお、ベートーヴェンと言えば、苦悩の表情のイメージですが、その人生は、そのイメージ以上に、とんでもない苦悩の連続です。神様も、いくらなんでも、これほどの試練は与えすぎという感じです…。詳しくは番組でご紹介します。