『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』を連載させていただいている
月刊『望星』(発行・東海教育研究所 発売・東海大学出版部)の11月号が発売になっています!
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望星 2017年 11 月号 [雑誌]
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よろしかったら、ぜひ。
桂米朝の師匠の四代目桂米團治は、
「落語は絶対にくすぐってはいけない。くすぐりは落語を滅亡に導く恐るベき大敵である」
と強調しています。
「くすぐり」とは笑わせる部分、ギャグのこと。
落語は笑わせるものなのに、笑わせてはいけないとは、「この橋渡るべからず」のような難問です。
これはいったいどういうことなのか、
具体的な落語を例にあげながら、ご紹介しています。
笑いがなぜ落語を滅ぼすのか、
では滅ぼさない笑いとは何なのか?
とても興味深いところです。
なお、今日は、
さらにその先代の三代目桂米團治の命日です。
SPレコードの音源が少し残っています。