『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』連載中の月刊『望星』9月号が発売に! | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

『落語を聴いてみたけど面白くなかった人へ』

を連載させていただいている、

月刊『望星』(発行・東海教育研究所 発売・東海大学出版部)

9月号が発売になっています!

 

 

 

http://www.tokaiedu.co.jp/bosei/

 

よろしかったら、ぜひ。

 

今回は「同じ噺でも演者で面白さがちがうのはなぜ?」ついて。

「それは、演者の力量でしょう」

というのはその通りなのですが、それだけではありません。

今回は「噺の解釈」についてとりあげてみました。

落語だけでなく、口承文学は、

地域や時代や語り手によって、

解釈が異なってくることがあります。

 

この「解釈のちがい」によって、

話の面白さは、まったくちがってきます!

今回は、

最初は「悪人を信じていけない」というだけの話だったのが、

解釈の変化によって、

いかに面白く、深い話になっていったかを、

具体例でご紹介してみました。

お読みいただけましたら、嬉しいです。