「人民の敵」
作:ヘンリック・イプセン
翻訳:原千代海
上演台本:フジノサツコ
演出:森 新太郎
プロデューサー:綿貫 凜
8月21日(金)~9月2日(水)
吉祥寺シアター
http://www5d.biglobe.ne.jp/~cottone/

パンフレットに文章を書かせていただきました。
130年以上前のノルウェーの小さな温泉町の話なのに、
まさに今の日本のこととしか思えません!
人間がくり返してきた過ちを、
それだけ見事にとらえているということで、
さすがイプセンです。
ぜひご覧下さい!
以下、「あらすじ」の引用です。
舞台は、ノルウェイ南部のとある温泉町。
湯治場の専属医であるトマス・ストックマンは、
故郷の町の観光の目玉となる温泉が廃液で汚染されていることを発見する。
彼はすぐに給水パイプの引きなおし工事を進言するが、
市長の兄ペーテルは、
温泉委員会の委員長を兼任している為に公共の経済を優先し、
その訴えを聞き入れようとしない。
自己の利益と野心に燃えるあらゆる階層の人々を巻き込んで、
ついに町をあげての集会がはじまる――