高校の演劇部のカフカの演劇『K』が、全国大会に出場! | 「絶望名人カフカ」頭木ブログ

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『絶望名人カフカの人生論』『絶望読書』『絶望図書館』、NHK『絶望名言』などの頭木弘樹(かしらぎ・ひろき)です。
文学紹介者です(文学を論じるのではなく、ただご紹介していきたいと思っています)。
本、映画、音楽、落語、昔話などについて書いていきます。

何回かお伝えしてきた、
「生憎(あいにく) ―それはただひとつの合図―」
の公演は、
いよいよ明日31日(日)までです。
ぜびご覧になってみてください。

最新公演情報

作者の大森寿美男さんが作品紹介のページで、
「見えざる審判」という文章を書かれています。

作品紹介

文中で、
『絶望名人カフカの人生論』についてもふれてくださっていて、
なんとも光栄なことです。


……


さて、今日、
ある高校の演劇部から、嬉しいご連絡をいただきました。

カフカの一連の作品をコラージュにした
『K』という演劇を創作され、
『絶望名人カフカの人生論』も参考にしてくださったというのです。

長野県の丸子修学館高等学校の演劇部です。

地区大会、
都道府県大会、
ブロック大会を経て、
北関東ブロックの代表に選ばれて、
全国大会への出場が決まったそうです!

全国大会に出場できるのは12校のみのようですから、
すごいことだと思います。

全国大会は、
8月2~4日に長崎県の長崎市公会堂にて行われるようです。
「全国高等学校演劇大会」

これから夏にむけて、
一所懸命に稽古に励まれるとのこと。

なんか、高校時代にタイムスリップしたくなりますね(^^)

私は高校の頃は、
そういう文化的な活動はまったくやっていません。
映画を作ったり、演劇を作ったり、
そういうことをしていたら、面白かっただろうなーと、あこがれます。

でも、自分の書いた本が、
そういう高校生の方々に読まれて、
少しでも参考になっているというのは、
また別の喜びと感慨があります。

丸子修学館高等学校演劇部の
全国大会での健闘を祈ります!