日本はいよいよ冬に差し掛かろうと言う時、私は東南アジアに行くことになった。

 

ここ20年くらいスーツを着ることはほとんどなかったので、とりあえずスラックスとワイシャツを引っ張り出してみた。

カビなんて生えてないし、変なシミ汚れもないし、破れほつれもない。

しかし、いざ来てみたらビリっといったとか、思わぬ箇所が脱落したとかあるかもしれない。

 

そこで、残りのお勤め期間をワイシャツ&スラックスで過ごしてみた。

アイロンがけもやってみた。

 

革靴も履いてみないと、アウトソールがポロっと取れることもある。

本当です(経験者)。

 

こういったトライを重ねて、足りないものは買う。

現地で手に入るものもあるが、日本で手に入るものと同等の製品はだいたい高くつくと思う。

よほどかさばるものでなければある程度日本で買った方がよいだろう。

 

 

私は車に乗っている。私名義で登録し、任意保険の名義も私。

 

もうかなりの距離を走っているので、私の転出後に妻が乗るのは次の車検までだろうか。

 

保険の名義変更は簡単だった。担当者に必要書類を用意してもらい署名するだけ。

 

面倒なのは名義変更。

 

一応それなりの「財産」を移転するわけで面倒なのです。

 

まず私と妻両方の印鑑登録証明書が必要で当然実印も用意する。

そして全部記載(私と妻)の住民票。

 

マイナンバーカードがあればそれらの書類はコンビニで簡単に取得できる。

1通200円で総額600円。セブンイレブンのマルチコピー機の場合、支払に使えるのはnanacoと現金(コイン)だけなので、それらを持ち合わせてない場合は、レジで「証明書を出すので両替してください」と頼んで用意しよう。

 

名義変更中は車検証を預けるので、コピーを取っておこう。

万が一警察官に提示を求められたら「名義変更手続き中です」と言う。

 

そしてもうひとつ。

私の車は以前の住居で登録したものなので、いわゆる「車庫飛ばし」の状態になっている(同じ市内だけど)。

私名義のままならたいしたことではないが、名義を移転する以上はこの状態も是正しなければならない。

あらたに車庫証明を取って登録をし直す必要がある。

 

次は断捨離だが、そんなに物を持ってないので、単独記事にするまでもない。

音楽&映像ソフトおよび本をブックオフに買い取って貰って終わり。

 

いよいよ荷造りか。

住民票を抹消することで国民健康保険料も国民年金保険料も払う義務がなくなることは述べた。

 

では住民税は?

 

多くの人の認識では「住民税は前年の収入を元に算出される」という感じだろう。

 

正確には「1月1日に住民票を置いている自治体で前年の収入を元に算出される」だ。

 

つまり12月31日までに海外転出手続きを終えて住民票を抹消していれば、前年の収入が1億あっても納税の義務はない。

 

じゃあ、10月末に会社を辞めて12月末に国外に移れば11月と12月の住民税を納付するだけでよいのか、というとそうではない。

 

というのも住民税の納付サイクルは6月から始まり翌年の5月まで続く。

今我々が払っているのは確かに去年の収入を元に算出された数字だが、その払い始めは今年の6月から始まっている。

 

つまり、来年5月分まで納税の義務は残る。

 

これをきちんと払うには役所で「日本に残る家族の誰かに私の納付関連書類を送ってくれ。そいつが代行してくれる」という申請をしなければならない。もちろん誰でもよいわけではなく(役所の端末ですぐにわかる)、私の場合は妻ということになる。

 

日本に誰も残らない、或いは天涯孤独ならそんな手続きなどせずにバックレることも可能かもしれないが、

1年も居られずに帰国してしまうかもしれないので、義務は果たした方がよいでしょう。

 

役所関連の手続きはこんなところでしょうか。

あとは身の回りの整理と荷造りになる。