最近アメリカでもアジアブームのせいなのか、広告などでも以前より日本語を目にする機会が増えてきました。

 もちろん、日本語をアルファベット書きしたものがほとんどですが、中には日本語がそのまま出てきたりするものも・・・。

 そこで、アメリカで通じる(かもしれない)日本語を、その通じる可能性の高さとともにカテゴリー別に紹介(通じる可能性は、メディアでの露出などを参考に、独断と偏見で決めました。なので、通じるという保証はありません(^▽^;))。 ☆1つ~3つで表していて、3つが一番通じやすいと思われるものです。

 ①日本文化に関するもの

 Zen(禅)・・・☆☆☆ リラクゼーション緑茶に関する雑誌や広告などで結構よく見かけます。meditation(瞑想)とかと一緒に使われることが多いような。

 Ninja(忍者)・・・☆☆☆ これも結構有名かと。前にTeenage Mutant Ninja Turtlesってアメコミがありましたが、最近は忍者が主人公のアニメももっと増えていて、キャラクターもアジア系です。忍者を題材にした漫画(?)NARUTOもアメリカで放映されてるし、Shinobiなんて言葉も意外と知られてるかも?

 Samurai(侍)・・・☆☆☆ 忍者と並んでよく使われている言葉じゃないでしょうか。商品名にもサムライ○○みたいな感じで使われてて、日本や侍と全く関係ないものでもそういうネーミングだったりします。最近見た中では、刃物の切れ味をよくするSamurai Sharpっていうのがありました。

 Kimono(着物)・・・☆☆☆ 日本の伝統的な着物を指すことも多いけれど、最近では袖の広がったKimono Sleeveとか、胸の下に帯のような飾りがついてるKimono Dressって言葉もよく使われています。

 Geisha(芸者)・・・☆☆☆ チャン・ツィイー主演のMemoirs of a Geishaって映画もあったし、芸者は以前から有名ですね。

 Karate(空手)・・・☆☆☆ 昔、The Karate Kid(ベスト・キッド)なんて映画もありましたね。あそこに出てくる日系男性の職業は庭師ですが、当時、日系アメリカ人といえば庭師というイメージが定着するほど、日系庭師は多かったそうです。ちなみに、発音は「コラーリ」に近い感じ。

 Sumo(相撲)・・・☆☆☆ 日本の国技、相撲。

 Judo(柔道)・・・☆☆☆ これまた日本の国技、柔道。でも、Kendo(剣道)はあまり知られてないかな。

 Origami(折り紙)・・・☆☆ 意外に知られている折り紙。アートや趣味として割と人気のようで、Origami Bookが出てたりも。クリスマスの飾りを折り紙で作ろう、なんてのもありましたよ。

 Shiatsu(指圧)・・・☆☆ マッサージや鍼灸も最近アメリカで広く知られるようになってきましたが、マッサージの一つとしてShiatsuも意外とポピュラーな言葉になっている気がします。

 Maiko(舞妓)・・・ 芸者に比べると、舞妓の知名度はまだまだ低い気がします。

 ②動植物に関するもの

 Koi(鯉)・・・☆☆ そう有名ではないと思うけど、Tatooの模様とかで、Carpと言わずにKoiって言ってました。確かLAだったか、Koiっていう人気の日本食レストランもありますしね。

 Bonsai(盆栽)・・・☆☆ 盆栽も庭師の影響なのか、割と知られている模様。

 Okami(狼)・・・ 多分これを知ってる人はあまりいないと思いますが、ちょっと前に、Okamiっていうゲームの宣伝がやっていました。最初見たときは「女将?」とか思っちゃいました。OhkamiとかOokamiって書いて欲しいけど、Ookamiだったら「ウーカミ」って読まれちゃうかな。

 ③食に関するもの

 Sushi(寿司)・・・☆☆☆ 言うまでもなく、日本食で一番有名なのがこれですね。

 Hibachi(火鉢)・・・☆☆☆ アメリカでは、鉄板焼きスタイルの日本食をHibachi Grillと呼びます。本当に火鉢を使うわけではないんですけどね。Teppanyakiだと長くて覚えにくいから?

 Tofu(豆腐)・・・☆☆☆ ベジタリアンには大事なたんぱく質供給源の1つですよね。

 Miso(味噌)・・・☆☆ Miso soup(味噌汁)という形で使われることが多いです。日本食レストランに行けば、まずありますよ。

 Fuji(富士、フジ)・・・☆☆ 富士山としてのMt.Fujiも有名ですが、りんごのフジもなかなか知られているようですよ。スーパーにもよくFuji Appleがおいてあります。そういえば、Fuji Filmもありましたね。

 Daikon(大根)・・・☆☆ Daikon Radishという風に書かれていることが多いです。Radishはカブの意味。スーパーでも普通にDaikon Radishって書いてます。

 Shiitake(椎茸)・・・☆☆ 健康にいいということもあり、きのこ類の名前は意外と有名。だいたいShiitake Mushroomと書かれています。

 Reishi(霊芝)・・・ 癌への効果が有名になったことで、Reishiの知名度もグンとあがったのではないでしょうか。

 Konbucha(昆布茶)・・・ 健康食品店に行くと、なぜかおいてあるKonbucha。健康フリークなら知ってるかも。でも、ただの昆布茶じゃなくて、フレーバーがついてたりします。どんな味なんだろう・・・。

 Nori(海苔)・・・ 一般的にはSeaweed(海の雑草)と言うことが多いのですが、そのままNoriと書いてあることもたまに。

 Maitake(マイタケ)・・・ 椎茸に比べると知名度は低いでしょうが、マイタケもMaitake Mushroomという風に使われています。

 Hamachi(ハマチ)・・・ 魚の名前なんかも、料理人はよく知ってますね。テレビでアメリカ人シェフがHamachiって言ってました。

 Mizuna(水菜)・・・ これも、シェフとかしか知らないと思いますが、雑誌にMizunaって載ってました。

 ④挨拶、日本語表現に関するもの

 Sayonara(さよなら)・・・☆☆☆ これ、結構有名。テレビでも、たまーにアメリカ人がSayonaraって言ってます。でも、naの部分にアクセントがあるんですけどね。

 Banzai(バンザイ)・・・☆☆ どこかで、Banzai!が使われてるのを見ました。でも発音がちょっと違ったので、最初はバンザイだと気づきませんでした。なんとこれ、Sayonaraと共に英英辞書にも載ってましたよ!!

 Yatta(やったー)・・・☆☆ 最近"Heroes"というドラマで人気の日系俳優Masi Okaさんがドラマの中でこう叫んでたので、知ってる人も多いよう。色々調べてたら、日本で「アメリカで『やったー』が大うけ。」と報道されてるのを見つけたけど、ドラマを見てない人は知らないかもしれないので、一応☆2つ。

 こうしてみると結構ありますねー。他にも、忘れてるものもあると思いますが。今度、周りの人にも通じるか使ってみようかな。

 余談ですが、松坂大輔選手の名前をアメリカでDice-Kって書く場合があるんですけど、これってなるほど!ですよね。(Diceはサイコロとかさいの目という意味。)確かに、発音は「ダイスケ(ー)」ですし、英単語で表した方がアメリカ人にも覚えてもらいやすいし。

 これから、もっと色々な日本語が広まって行くのかな。そうだといいですね~ドキドキ

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 そう頻繁に外食はしてないのですが、少し前にPanda Expressというチャイニーズのファーストフード店に行きました。

 全国チェーンらしく、店舗は1000店近くに上り、日本にもあるそうですよ。神奈川と神戸に1店舗ずつだそうです。カジュアルチャイニーズといった感じで、プレートに2~3種類のメイン+サイドを1つ選ぶ仕組み。プレートの大きさはおかず2種類でも3種類でも同じで、ただ種類が増えるだけです。

 サイドは、Mixed Vegetable、Fried Rice(チャーハン)、Steamed Rice(米飯)、Chow Mein(焼きソバ)から選びます。チャーハンと焼きソバは日本のものとは違って、特に焼きソバはキャベツとセロリが入った、しょうゆで味付けしたシンプルなもの。

 メインは、Orange Chicken、Broccoli Beef、Kung Pao Chicken、Sweet & Sour Pork(酢豚)、Egg Roll(揚げ春巻)など約10種類。メインを二つ選ぶTwo Entree Plateは$5.40

 私は、辛目のKung Pao Chickenと、中華なのになぜかタイ風なThai Chicken(?)、サイドはChow Mein。それから、初めてだったのでSpring Rollも1つ頼みました。

パンダエクスプレス

 夫がずっと昔に来たときはもっと量が少なかったそうですが、かなりたっぷりビックリマーク お味の方は・・・うーん、まあ普通かな。お店で直接作ってはいるんだけど、バッフェみたいに、作り置きしてあるから、麺はちょっと硬い感じだし、もちろん本格的な中華ではないです。結構油っこいので、食べてるうちにだんだん飽きてきてしまって・・・汗

 正直、期待してたよりはよかったのですが、いつも食べたい味ではなかったかな。非アジア系のアメリカ人客が多かったです(そもそも、この辺のアジア人やアジア系アメリカ人は外食をあまりしないのか、レストランであまり見かけないんですが)。ビジネス風な人も。5時とか中途半端な時間の割に、お客さんが多かったので、アメリカ人にはファンが多いのかな。

 あと残念だったのが、中華料理だったので、色々な種類のお茶(もちろんティーバッグでいいけど)があるかな、と思ってたけど、フルーツフレーバー入りの紅茶しかありませんでした。あとは炭酸などのソフトドリンク。食べ物が結構重いので、ウーロン茶やジャスミン茶があればいいのになあ~。

 ファーストフードじゃなくてちゃんとしたチャイニーズレストランでも似たような値段でもっとおいしく食べられるところがあるから、わざわざこっちに来ることは少ないかも・・・。

 ここでよかったのはMSG(味の○)不使用ということと、大豆油を100%使用しているということ。

 このレストランを始めた人は、中国からの移民だそうです。でも、アメリカに受け入れられるためにアメリカっぽい甘めな味付けにしたのかな。

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 ベーキングソーダ(重曹)で有名なブランド、ARM&HAMMERから、最近新しくナチュラルな洗濯用洗剤が出たと知り、ずっと欲しかったのですが、スーパーを探してみても見つからず、諦めかけていました。

 すると、targetという、Wal-martよりはもう少しお洒落で値段も多少高めのスーパーで買ったという人がいて、早速探しに行ってみると・・・ありましたありましたアップ

Arm&Hammer Essentials

 ベーキングソーダ入りのこの洗剤、全て植物ベースで作られているそうです。化学物質の中にも、植物から作られているものは沢山あるので、植物ベース=とても安全とは言い切れないと思いますが、少なくとも、同じぐらいの値段の競合製品に比べたら、少しは環境にも優しいかな?と思い購入。

 染料、リン酸塩、漂白剤、石油ベースの洗浄料は入っていないとはっきり書いてありますし、汚水処理タンク方式にも安全、自然に還るという風に書いてあります。

 洗剤はだいたい、はっきりと全成分を公開していなくて、naturally derived cleaning agents(天然由来の洗浄剤), natural water softener(自然な柔軟剤)というような曖昧な表記しかないのですが・・・。一応、洗浄剤はcoconut and /or palm based surgactants(ココナッツおよび/またはやし由来の界面活性剤)と書いてあるんですけどね。

 ネットで検索していて見つけたのですが、アメリカ人の女性が、この会社のコールセンター電話に電話して聞いたところ、全成分は
Arm&Hammer baking soda
coconut and/or palm oil derived surfactants
natural water softener
water based perfume
water

だったそうです。

 実際に、手洗い洗濯で使ってみたら、なかなか汚れの落ちがいいんですが、匂いも強いし、一般的な合成洗剤と似た匂いで、泡立ちもすごくいいんです。そのことから判断すると、ナチュラルを謳ってるものの、これはどうも合成洗剤っぽい・・・。

 高校生くらいのときに読んだ本に、合成界面活性剤使用の洗剤と石鹸(天然界面活性剤使用の洗剤)の見分け方が載っていて、

 ①透明のガラスコップなどに、水を少し入れる。
 ②洗剤を入れて、箸などでよくかき混ぜ、泡立てる。
 ③そこに少しずつを入れながら、混ぜる。
 ④しばらくして、泡が消えて液体が白濁したら石鹸、泡に変化がなく、水も透明のままなら合成洗剤。

 って書いてあったんです。それで、やってみたら、案の定これは合成洗剤でした・・・。やっぱり、だから値段が安いんだなあ。

 ちなみに、石鹸という名前のものにも、合成界面活性剤を使用したものはあるので、疑問に思ったらこの方法で調べることができると思います。複合石鹸と呼ばれるものの場合は、両方の性質を併せ持っているそうですし、最近の合成洗剤は見分けがつきにくいものもあるそうですが・・・。

 これ、50FL OZ(1.47ℓ)で$3.37だったんですよ。2倍濃縮タイプの洗剤になっていて、普通の量の洗濯なら、32回できるそうです。

 う~ん、値段が安いのはいいけど、合成洗剤なら他のものとそう変わりはないだろうなあ。

 結局、合成のものも、植物成分から作られることもあるので、化学者達からすると、「ナチュラル」「天然成分」なんて言ってるものも、どうだかね、って感じらしいです。

 「ナチュラル」「天然」って聞くと、それだけでイメージ的に何となく安心してしまうけど、成分もよく見て、自分なりに「合成界面活性剤を使った洗剤はなるべく使わない。」とか、「この成分は避ける」とか、基準を決めるようにしないといけないんでしょうね。

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