月刊ニッキ2020.3.4最終回「今の俺の心情」特集 | 数百マイルから君を〜時々、韓国

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ニッキにお熱だったのが、いつの間にやらsnowman推しに。基本は箱推しですが、しょっぴー重めです。韓国に在住しているアラフォーママとして海外生活の日常も少し。

リアルタイムで聞き始めたと思ったら最終回という……。なんて悲しい。

 

それでもクビじゃないからね、あくまで勇退だからね!!

ニッキが自ら決めたこと、前向きに受け止めよう。

今のニッキのしゃがれた優しい声も大好きだから、月一でもそれが聞けなくなると思うと寂しいけど、勇退の最後までニッキはコミカルで温かいニッキでした。

(なんか…芸能界まで引退しちゃったみたいな書き方。言霊は怖い…いかんいかん!)

 

 

 

赤江「こんにちは、よろしくお願いします」

錦「お願いします~。ねえ大丈夫?赤江さんに“おっぱい”とか言わせていいのかな。さっきから聞いてたけど」

赤江「アハハハ、そうでしたね(笑)」

大吉「いや、自分から言い始めたんで」

錦「おっぱいの話の後にポールモーリアだからね」

赤江「そういえばそうですね」

錦「赤江さんに隠語言わせて楽しんでんじゃないかって」

赤江「そこをポールまでつなげたのはニッキさんだけですよ(笑)」

錦「で、今おっぱいの話に戻してるから、おっぱいとおっぱいの間にポールを挟んだってことになるね」

大吉「今日はどうしたんですか(笑)」

赤江「どんな心情ですか、もう!」

 

しょっぱなからニッキ節炸裂ww これもなんだか嬉し悲しw

 

赤江「今日のテーマは“俺の心情特集”ということで、その心は、ニッキさん?」

錦「これ、僕の口から言っていいですか?」

赤江「はい」

錦「このコーナーですね、今日で最終回となるんですね」

 

ふぇえええ~~ん(涙)

 

赤江「本当です…ニッキさん…」

錦「僕もさっき聞いてびっくりしました」

大吉「そんなわけないでしょ!」

赤江「いえいえいえ!そんな急に決まらないでしょ(笑)」

錦「僕としてはだからTBSラジオでは2回目の卒業ですからね」

赤江「これはもうファンの方たちから、我々はお叱りを受けますよ」

錦「あのね、しょうがないの、やっぱ。僕の企画はやっぱり最初から有限だったからね。僕の魅力も有限だから」

大吉「そんなことないですよ」

赤江「いえいえ、とんでもないです」

大吉「僕が聞いたのは、演出する舞台が…?」

錦「あの~行ったり来たりが多いじゃないですか。そういった時にピンチヒッターとかやっていただいたりっていうのもあったんで、そういうのもね。どっちか集中してやることは集中してやろうっていうね。ちょっと失礼なんじゃないかと」

大吉「いえいえいえ、そんなね…みんな驚かれると思いますけど」

赤江「嘆かれてると思います」

錦「“おもしろい大人”ってコーナーだったんだけど、つまんなくなっちゃったんで」

赤江「いえ、違いますよ(笑)」

錦「年明けくらいから悩んじゃってね。俺、つまんなくなっちゃったなって」

赤江「全然変わってないです!」

錦「全然おもしろくなくなっちゃって」

赤江「いえいえ!ただニッキさん番組開始当初からご出演いただいて、手元に残ってる選曲表を並べてみたら、まぁ~すごい数の曲をニッキさんの中から引き出させていただいたというか」

錦「すごいね、ジャスラックの表みたいですね」

大吉「けっこう大きめの紙に印刷されてるんだけど多すぎて…」

錦「この曲全部かけるっていうのを大晦日でやりますか?」

大吉「ね、もうそういう日も作っていいと思いますよ」

錦「錦織スペシャルと題してね。全然しゃべる隙間がないっていう」

赤江「ふふふ(笑)たくさんご紹介いただきましてありがとうございます」

錦「いえいえとんでもない。僕が歌ったわけじゃないんで」

大吉「記念すべき1回目はデビュー曲特集だったんですね。1曲目は西城秀樹さんの『恋する季節』」

錦「そうなんだよね、秀樹さんね。『情熱の嵐』だと勘違いしてる人もいるからね。僕らも勘違いされて、デビュー曲が『寿司食いねえ』だと思ってる人いるから」

赤江「それは大きな勘違いです」

大吉「その間違いを犯すのは世代が違うと思います(笑)」

 

 

それでは「今の俺の心情特集」スタート!

 

最初の曲、重々しくゆったりした「コンドルは飛んでいく」の曲が流れる。

 

 

暗い……

 

暗いわ〜〜〜w

 

 

赤江「いやいやいや…ニッキさん!」

錦「勇退って感じしませんか?ハハハハ(笑)」

赤江「いや、歌詞ないし!」

大吉「もしこれが今の心情だとおっしゃるなら、僕引き留めますよ!」

錦「アハハハハハハ(笑)」

大吉「ちょっと行かないで!ってなりますよ」

赤江「本当ですよ」

大吉「ちょっと聞いてた説明と違うなって今…」

錦「今、突然車とかでもさ、この曲から聞いた人は何かが起こったと思うだろうね」

大吉「ねえ、放送事故でも起こったのかと」

錦「何か世の中で何か起こったんじゃないかと」

大吉「これが今の心情だとおっしゃられるのは?」

錦「まあ勇退なんですけど、さっきラジオ聞いててね、ポールモーリアとかぶるかなと思ってね、歌詞がないって言ってて。音楽の文化水準高いですね、この番組は。ポールを挟みましたからね」

赤江「ねえ(笑)『コンドルは飛んでいく』。飛んでいってほしくないんですけれどもね。ニッキさん、次の曲はなんでしょうか?」

 

 

理由は?

理由を聞きたかったのに、さらっと次の曲へ行っちゃった~~w

 

 

錦「はい、天地真理さんで『ひとりじゃないの』」

大吉「フハハハ(笑)ちょっと!思わせぶりな選曲が続きますけども?」

赤江「本当ですよ~。どんなところが心情と重なるんです?」

錦「年明けくらいから、いろいろ考えてたんだけど。“そうだな、俺もひとりじゃないんだな”って思っただけです」

赤江「アハハハ(笑)」

大吉「シンプルに?w」

錦「シンプルに。大丈夫だ、ひとりじゃないんだ、みたいな」

 

 

年明けに何があったんだ、ニッキ!

ニッキはひとりじゃないよ~!

 

 

錦「(演出家の)久世さんとはいつもね、会った時には一緒にやろうって言ってもらってたんですけど、夢かなわなかったんですよね。俺の舞台を観に来てくれた時があって、これ褒められてるのか分からなかったのが“あなたのコケ方ね、ああいうコケ方するのは、あなたとマチャアキしかいないよ”って言われて」

赤江「おお~~!」

大吉「十分な褒め言葉じゃないですか」

錦「マチャアキさんと井上順さん研究家の僕としては嬉しかったですね」

大吉「研究なさってたんですか(笑)」

錦「研究してます、大好きです」

大吉「でもそういう演出家の方とずっとつながっていて、今ニッキさんが演出を中心になさっているのも、運命的なものを感じますね」

錦「そうですね。私のこのコーナーは今日で終わりますけど……ひとりじゃないなと思います」

赤江「寂しすぎるじゃないですか~~ニッキさん~!もう!」

錦「フフフフフ(笑)」

大吉「そうですよ」

赤江「本当に……。辞めるの、やめたらどうですか?(笑)」

 

 

ありがとう、赤江さん(涙)

 

 

赤江「では、続いての曲は?」

錦「中村雅俊さんの『青春貴族』。これいいですよね。実は僕の心情というかですね、今コロナのあれで、みんな学級閉鎖じゃないけど、卒業式できなかったりとか学校が休校でしょ?だから、寂しいだろうなと思いながら

 

こういうことなの!こういうことを話してくれるから、ああ、今ニッキと同じ時代を生きているんだって実感できるのよ(涙)それがなくなるのが悲しい。

でもちゃんと「コロナ」の現状とか知ってるのが、浮世離れしてないなと安心する。

 

錦「さっきの『コンドルは飛んでいく』とかもね、僕が子供の頃、体が弱かった時に、ひとりで家にいて、そういう曲をレコードで聞いて。親父がレコードのジャケットを作る会社に勤めてたんで、社割で買ってきたレコードがあってね。当時、両親が働いてたから、それを聞いて寂しさを紛らわせてたっていうのがあるんで」

 

 

なんか…子供の頃に寂しい思いをしていた子が、こんなに明るい子になるなんて。

寂しかったからこそ、自分の中で楽しさを見つけて、明るく振る舞ってたのかな。

 

 

錦「だから、そういう人たちのために、仲間を感じられるような曲をかけたかった。だから『ひとりじゃないの』もそういう意味だったんですよ」

赤江「ああ、そういうことですか!なるほど」

錦「だからね、“おもしろい大人”のようで、ちょっと“まとも”だったの」

赤江「アハハハ(笑)」

錦「それに年明けくらいから気づいて、ひとつも、おもしろくないじゃないかって」

大吉「いやいや疑ってませんし、そんなことは言ってません」

赤江「まともな大人は、自分のこと“まとも”って言わない…」

大吉「コラ(笑)振り出しにもどっちゃうでしょ」

赤江「はいw」

 

中村雅俊の「青春貴族」流れる。

菅田将暉が「民王」の中で歌っていうから動画を探してみたけど見つからなかったわ。

 

錦「なんか今聞くと、こういう曲ってくすぐったいなって思うけど、やっぱり原点っていうか。子供のころ、こういう青春ドラマで感動してたから」

赤江「世代が変わっても根本的なところは変わらないんですね」

錦「作曲のいずみたくさんも劇団をお持ちだったからミュージカルに出していただいたりとかね。やっぱり昭和の原点にというか、実はこれを始めた当初、プロデューサーの池田さんとよくしゃべってたのが、やりたいことっていうのは、70年代のよかったときの歌謡曲やディスコソングをかけることだよねってことから始まったんで。ちょっと入れさせていただきました」

赤江「はい。ではいよいよ最後の選曲になりますが」

錦「これはね、先日も舞台やってまして、その挿入歌に使わせてもらったんですけど、この曲は僕は舞台で使いたがるんですよね。好きな曲でね『ともだちはいいもんだ』という」

赤江「ああ~。それこそお父様がレコードを買ってらっしゃる中の1曲ですか?」

錦「入ってました。だからね、コロムビアゆりかご会が歌ったような『クラリネットこわしちゃった』であったりとか、家にいっぱいありました。だから、好きな曲っていうとこういうのになっちゃうのよ。だから僕は本当にペギー葉山さんで育ったし、『ドレミの歌』は絶対ペギー葉山さんだったし」

大吉「その中でもこれが一番?」

錦「なんかね、All for one One for allをね、一番感じられる曲なんだよね」

赤江「もともとは劇団四季の劇中歌だったんですね」

錦「やっぱり卒業式を迎えられなかった方たちに捧げたいですね」

 

こういう言葉がさらっと出る心遣いがニッキなのよ。優しい(涙)

 

錦「いいよね、みんなはひとりのために、ひとりはみんなのために。こんなことを学校で僕らは教わってきたはずなんですよ。世の中、そんな大人ひとりもいないもんね。なんでだろう?」

大吉「ひとりもいないことはないですけどね(笑)」

錦「まぁ、まれにいますけどね。変わってっちゃうんだなぁ」

大吉「なんかね、世知辛い世の中を子供たちに見せてるような気もしますがね」

赤江「そうですね」

錦「この曲を聞きながら今思った。これがこれからすべきことは、今日でこのコーナーは終わってもね、次の人がダメな時に、俺がピンチヒッターで必ず来るっていう」

赤江「あ、そうしましょう!」

錦「もう何曜日でもいいの、俺は!」

赤江「そうしましょう、そうしましょう、ニッキさん」

錦「ピンチヒッターと言ったら俺なの!昔のヤクルトの杉浦みたいなもんだよ。ピンチヒッターと言ったら俺が出てくる。ミスターピンチヒッター、これいいね!」

 

ニッキ……都合のいい男じゃないんだから(笑)自分を安く売らないでw

 

大吉「このコーナーはなくなるけども、今後もそういった形でお付き合いいただけると」

赤江「そう言っていただけると本当に嬉しいです」

錦「俺はやっぱりピッチャー4番じゃなくていいの。今ピッチャー4番はスノーマンだから。僕はミスターピンチヒッターだから」

赤江「ぜひぜひ。そうなると本当にありがたいです」

錦「頼もしいよね~」

赤江「うんうん、頼もしい」

錦「自分で言うこともないけどね(笑)」

大吉「いやいや。でも改めてニッキさんに曲を教えていただいて、最後の曲なんかは特にね、子供の頃以来、久しぶりだという方も多かったでしょうけど」

赤江「だって今まで300曲以上ニッキさんが選んでくれたんですよ、この8年間で。それこそ、合唱でこの曲を歌ってた頃の大スターが少年隊のニッキさんだったから」

錦「なるほど」

赤江「こうしてお仕事をご一緒させていただいている以上、あんまり大スターでファンでしたみたいなことは封印しなきゃと思って、やらせていただいたんですけど」

錦「いやいや、そうですか。ありがとうございます。まだ僕らが…僕がスタメンの時代ですね」

 

「僕らが……僕が」って言い直すのがニッキらしい。ヒガシはまだスタメンってことかな。

ニッキ…自分を卑下しないでいいのよ。

 

それからニッキって、自分が褒められたりとか、昔の少年隊のすごさとかを話されると、照れてるのか「なるほど」って言葉を客観的に返すよねw

 

赤江「ニッキさんいかがでしたか?たまむすびは」

大吉「やっぱり僕らが思ってる以上に大変だったでしょう」

錦「いやでもね、やっぱり月イチでしょ。月イチだけど、打ち合わせがあるよとかって2回くらい行くんですよ。そうするとね、1年が早いんだよね、なぜか。俺も深夜放送の2時間生放送やってたけど、その2年のほうが俄然長く感じたもんね。毎週生放送やってたときのほうが」

赤江「そうですか。たまむすびが、ニッキさんを追い立てるようにやってしまったっていう(笑)」

錦「たまむすびが面白かったのかな。俺の歴史からたまむすびは外せられないもん」

赤江「うわ~嬉しい、そういっていただけると!」

大吉「じゃ、引き続きと言ったところですね」

赤江「ぜひ、このご縁は切らないでということでお願いします」

錦「はい」

 

坊っちゃん劇場の宣伝。「瀬戸内行進曲」も休演になってしまったことなど話してました。

 

赤江「我々も舞台を拝見しに行ったときは…」

錦「四国に来ることないっすか?」

赤江「ニッキさんの楽屋バンバンってやっていいですか」

錦「あのね、坊っちゃん劇場に僕の楽屋ないんだ」

赤江「ああ、そうかそうか(笑)演出家でいらっしゃいますもんね」

錦「事務所にカバン置かせてもらってるだけだから」

大吉「じゃ、事務所を訪ねますw」

錦「はい」

赤江「本当にありがとうございました」

錦「はい、ありがとうございました」

 

 

ニッキはいつも帰るのが早いから、プレゼントも押し付けるように渡したという赤江さんと大吉先生。

 

赤江「ニッキさんは照れ屋さんと言うか、ステキな大人ですもんね」

大吉「本当に業界の大先輩でさ、僕らみたいななんの音楽の知識もないような者相手にやるのも、やりづらかったと思いますけど、いつも笑顔で楽しく」

赤江「本当にいろんな曲を教えて下さってありがとうございます。本当に呼びましょうね」

大吉「そうそう。引き続きよろしくということで」

赤江「スーパースターだけど、気軽に呼んじゃいましょう」

 

明石家さんまみたいに、やることやったら颯爽と帰っていったんだろうな、ニッキ(笑)

立つ鳥跡を濁さず。

坊っちゃん劇場も1年間もやってる公演だから、どこかで四国旅行とか行って見に行きたい~。

でもニッキが脚本も書いた「サラリーマン~」のほうが見てみたかったなぁ。

なんか評判がよくて再演もあるらしいという噂もちらほら…。

 

とにかく、8年間お疲れさまでした。

責任感と使命感の強いニッキのことだから、中途半端なことができなかったんだろうね。

もしくは…もう飽きたとか?(笑)