こんなことを思ったことはありませんか?
- 階段の上り下りでひざがきになる・・・
- 立ったり座ったりが気になる・・・
- 歩いているときにひざに違和感が・・・
変形性膝関節症とは?
変形性膝関節症は、膝関節の軟骨がすり減って骨が変形してしまう病気です。中高年に多く、女性に特に多いのが特徴です。
膝関節の軟骨は、骨と骨の間にあるクッションのような役割を果たし、関節の動きを滑らかにし、体重を支えます。しかし、加齢や運動による負担、肥満などによって軟骨がすり減ってしまうと、骨同士が直接擦れ合い、痛みや炎症が生じます。
進行すると、膝の曲げ伸ばしが困難になったり、歩行が困難になったりすることもあります。
症状
- 膝の痛み:立ち上がりや歩き始め、階段昇降時などに痛みが出ることが多いです。
- こわばり:朝起きた時などに膝がこわばり、動きにくさを感じることがあります。
- 関節の腫れ:膝関節に水が溜まり、腫れることがあります。
- 関節の変形:膝の骨が変形し、O脚になることがあります。
原因
- 加齢:軟骨は加齢とともに徐々にすり減っていきます。
- 肥満:体重がかかることで膝関節への負担が大きくなります。
- 運動による負担:スポーツ選手など、膝に負担がかかる運動を繰り返し行う人は、発症のリスクが高くなります。
- 外傷:膝を強く打撲したり、捻ったりしたことが原因で発症することもあります。
- その他:遺伝的要因や、骨粗鬆症などの他の病気も発症に関与することがあります。
治療
変形性膝関節症の治療法は、大きく分けて保存療法と手術療法の2種類があります。
保存療法
- 運動療法:大腿四頭筋などの筋力強化や、膝関節の可動域を広げる運動を行います。
- 理学療法:温熱療法や電気療法などを行い、痛みや炎症を緩和します。
- 装具療法:膝サポーターや装具を装着し、膝関節を固定・補助します。
- 薬物療法:痛み止めの薬や、軟骨の保護効果のある薬などを服用します。
- ヒアルロン酸注射:関節内にヒアルロン酸を注射し、潤滑作用を改善します。
手術療法
保存療法で症状が改善しない場合は、手術療法が検討されます。手術には、人工関節置換術や高位脛骨截骨術などがあります。
先日相談された患者さん。
年齢は70代の患者さんで
ひざの悩みを持っていました。
そして膝のお皿の上あたりに
腫れぼったく水が溜まっているような悩みもありました。
お医者さんに行っても
様子をみましょう。
といわれて悩みに悩んでかえるに来てくれました。
この変形性膝関節症。
当院ではどのように考えていくか一つポイントがあります。
そのポイントは
ひざの内側、外側がなぜ
ここまで変形しないといけないのか?
というのを考えていかないといけないです。
それは
筋力不足?
運動不足?
食事過多?
など様々なことをイメージしながら施術を行っています。
その中でよく見ているポイントがあります。
それは
膝の内側の状態です。
著しく変形したものは手術が必要と思いますが
痛さは変形=痛みではないことがあります。
ちなみに今回対応いた患者さんは
膝の内側外側に膝を守るために
じん帯があります。
このじん帯が弱いときには
ケガのリスクが高くなります。
今回はここにテーピングを行って
治療は終わりました。
症状早く良くなってくれるといいですね
変形性膝関節症の場合は変更の度合いで通院ペースが変わってきます。
もしよかったら来週来てほしいです。
良しくお願いします
気になる方はご連絡下さい
・新規さんの予約もOK。
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