おはようございます。
かえる整骨院の磯辺です。
いつもブログを見てくださりありがとうございます。
今日は通院している患者さんの話です。
肘を伸ばすとポキっとなるんです。
このような症状を相談されました。
この方は野球をされており
試合や練習で投げることはもちろんあります。
どうしても日々使っているので
肘に負担はかかりやすいです。
さて患部をしっかりチェックしていくと、
このポキっとなっているのは
関節がスムーズに動いていないから
引っかかってなっている感じでした。
肘は、上腕骨（じょうわんこつ）と橈骨（とうこつ）と尺骨（しゃっこつ）の3本の骨から構成される蝶つがい型の関節です。
上腕骨は、肩から肘まで伸びる骨で、肘関節の中央に位置しています。上腕骨の肘側には、橈骨と尺骨の滑車切痕（なめりえつ）と呼ばれるくぼみがあり、ここに橈骨と尺骨がはまって関節を形成しています。
橈骨は、上腕骨の外側にある骨で、肘関節の外側に位置しています。橈骨の肘側には、上腕骨の滑車切痕にはまる滑車状の突起（滑車）があり、これが腕尺関節（うでしゃっこつかんせつ）と呼ばれる関節を形成しています。
尺骨は、上腕骨の内側にある骨で、肘関節の内側に位置しています。尺骨の肘側には、上腕骨の滑車切痕にはまる滑車状の突起（滑車）があり、これが腕尺関節（うでしゃっこつかんせつ）と呼ばれる関節を形成しています。
肘関節は、曲げ伸ばし（屈曲・伸展）と回内・回外（かいない・かいがい）という2つの動きができます。
屈曲・伸展は、肘を曲げたり伸ばしたりする動きです。上腕骨の外側にある上腕三頭筋（じょうわんさんとうきん）が収縮すると肘が伸び、上腕骨の内側にある上腕二頭筋（じょうわんにもとうきん）が収縮すると肘が曲がります。
回内・回外は、肘を内側や外側に回す動きです。橈骨と尺骨の位置関係が変化することで回内・回外が行われます。尺骨の回内・回外を行う筋肉は、上腕骨の外側にある回外筋（かいがいきん）と、上腕骨の内側にある回内筋（かいないきん）です。
肘関節は、上腕骨、橈骨、尺骨の3本の骨と、それらをつなぐ靭帯や筋肉によって支えられています。
靭帯は、骨と骨をつなぐ組織で、関節を安定させます。肘関節の靭帯としては、上腕骨と橈骨をつなぐ橈骨上腕靭帯（とうこつじょうわんじんたい）、上腕骨と尺骨をつなぐ尺骨上腕靭帯（しゃっこつじょうわんじんたい）、尺骨と橈骨をつなぐ橈尺靭帯（とうしゃくじんたい）などがあります。
筋肉は、骨に付着して収縮することで関節を動かす組織です。肘関節を動かす筋肉としては、上腕三頭筋、上腕二頭筋、回内筋、回外筋などがあります。
肘は、日常生活やスポーツ活動において重要な役割を果たす関節です。肘を健康に保つためには、適度な運動とストレッチ、そして正しい姿勢を心がけることが大切です
肘の話です。
さて今回注目したのは
上腕三頭筋という筋肉です。
この肘の後ろの筋肉です。
この筋肉は肩から肘までついている筋肉で
肘を伸ばす役割があります。
この筋肉が悪くなると
伸びにくくなります。
治療はこの上腕三頭筋をしっかりと治療していくと・・・・
肘がまっすぐ伸びて
ポキポキなることがなくなりました。
一度では完治ということはないですが、
しっかりと上腕三頭筋を治療していくことで
よい状態をつくっていくことができます。
野球のことや
肘のことでお悩みの方は
ぜひ上腕三頭筋という筋肉に注目してみるとよいと思います。
また身体のことなど相談はかえるのラインにご連絡ください。
っではよい週末をお過ごしくださいね！
気になる方はご連絡下さい
・新規さんの予約もOK。
診療時間外・